世界の課題に、自分の言葉で向き合う——

カンボジアでの2週間。新しい「自分」と出会った。
「今行かなければ、きっと一生行かない」——そんな直感から始まった、ある学生の挑戦。

今年2月、戸板女子短期大学の学生2名が、カンボジアでの課題解決型インターンシップに参加しました。
現地の大学生とチームを組み、カンボジアの子どもたちが抱える問題について本気で向き合う2週間

言葉の壁、文化の違い、そして目の前にある“リアルな現実”。予想以上に苦しくて、でもそれ以上に忘れられない毎日が待っていました。参加した国際コミュニケーション学科の新川きらりさん（1年生）はこう語ります。
「SDGsとか社会貢献って、正直自分には関係ないと思っていました。でも、現地の子どもたちと出会って、一緒に笑って、悩んで。気づいたんです。完璧な答えはなくても、“何かしたい”って気持ちがあれば、行動できるって。」

英語でのディスカッション、現地の暮らし、議論して、実行して、何度も壁にぶつかって。
でもそのたびに乗り越えて、気づいたら少し強くなった自分がそこにいた。帰国した学生たちは、ちょっと誇らしげな顔でこう言います。

「大変だったけど、この経験があって、本当に良かった。世界が広がったし、自分も変われた。」

壁を乗り越え、帰国した学生たちは、現地でしか得られない学びと成長の機会を得ることができました。この貴重な経験は、彼らにとって一生の宝となることとおもいます。今後も多くの学生がこのような体験ができる機会を増やしていきたいと思います。