「これ、おいしそう!」「私だったら絶対食べたい!」

商品開発は、そんなアイデアから始まるものだと思っていました。でも、今回のインターンシップで知ったのは、「自分が食べたい」だけでは、商品にはならないということ。

皆さんこんにちは!
国際コミュニケーション学科 フードビジネスモデルの中川和奏です🌟

この夏、私はUmios株式会社様のインターンシップに参加し、3日間かけて冷凍食品の商品開発に挑戦しました!

市場を学び、商品を食べ比べ、社員の方からフィードバックをいただきながら、試作とプレゼンまで経験。「こんなのがあったらいいな!」が少しずつ“商品”へ近づいていく、ドキドキとワクワクの3日間をご紹介します!

そもそも「Umios」ってどんな会社?

Umios株式会社様は、2026年3月1日にマルハニチロ株式会社から商号を変更した会社です。水産物をはじめ、私たちにも身近な冷凍食品など、さまざまな商品を展開しています。
参加前は社名を聞いてもピンときませんでしたが、旧社名がマルハニチロと知って「あの会社なんだ!」とびっくり!

今回は、そんなUmiosの皆さんと「とにかく売れる冷凍食品メニューを開発せよ!」というテーマに挑戦しました。

きっかけは、授業で感じた「商品開発って楽しい!」

商品開発に興味を持ったきっかけは、戸板の授業でした。1年生の前期に自分たちで商品を考える授業を受け、「どんな商品なら喜んでもらえるかな?」とアイデアを出す時間がとても楽しかったんです。

授業ではスイーツを中心に考えていたので、「冷凍食品の商品開発って、どんな感じなんだろう?」と興味が広がったことも、参加した理由です。

普段から「こんなのがあったらいいな」と思いつくことは多い私。でも、実際に形にする機会はなかなかありません。今回は、アイデアを“思いつき”で終わらせず、商品にする方法を学びたいと思っていました。

DAY1|冷凍食品市場を学び、本気で食べ比べ!

1日目は、冷凍食品市場について学ぶところからスタート。特に印象に残ったのは、求められるものが量や手軽さだけでなく、商品ならではの価値や質へと広がっているというお話です。
冷凍野菜やワンプレート商品など、注目されている商品も教えていただき、普段何気なく見ていた冷凍食品を見る視点が変わりました。

そして、楽しみにしていた試食の時間!
Umios様の商品をはじめ、さまざまな冷凍食品を食べ比べました。

「商品開発をする」という視点で食べると、味や食感、量、見た目の違いにびっくり。ただ「おいしい!」で終わらず、

「どうしておいしく感じるんだろう?」
「誰が買う商品なんだろう?」
「他の商品とは何が違うんだろう?」

と考えることで、いつもの冷凍食品が“商品開発の教材”に変わりました。

課題は「選ばれる理由」のある商品をつくること

市場や企業について学んだ後は、いよいよ商品開発へ。私たちが考えるのは、「新しい価値で、選ばれる理由を持つ冷凍食品」です。

すでに多くの商品が並ぶ中で選んでもらうには、おいしさだけでなく、


「誰に食べてもらいたいのか」
「どんな場面で食べてもらうのか」
「なぜ、他の商品ではなくこれを選ぶのか」

まで考える必要があります。まずは一人ひとりがアイデアを出し、社員の方やチームのみんなと意見を交わしながら深めていきました。

最初のアイデアは「海鮮鍋」

私が最初に考えたのは、「海鮮鍋」です。試食した韓国料理の商品が、参加していたみんなに好評だったことがヒントになりました。
Umios様の強みと韓国料理への関心を組み合わせ、「海鮮×韓国料理なら、新しい商品ができるかも!」と考えたんです。ここから次の発表まで、さらに企画を練っていきました。

DAY2|「おいしそう!」だけでは足りなかった

2日目はUmios様の本社へ! それぞれが考えてきた商品を、開発部の皆さんの前で発表しました。

私が提案したのは、韓国料理の惣菜ワンプレート。海鮮チヂミ、チーズトッポギ、ナッコプセ、韓国チキンなど、人気の料理を一度に楽しめる商品です。

「これなら絶対おいしそう!」と自信を持っていましたが、開発部の方からいただいたのは、


「誰に食べてほしい?」
「どんな場面で食べる商品?」

という質問。そこで初めて、「自分が食べたいもの」ばかり考えていたことに気づきました。買ってくださるお客様のことを、まだ十分に考えられていなかったのです。

プロのフィードバックで、企画を見る視点が変わる

この日も企画のヒントになる冷凍食品を試食し、その後はチームで開発部の方々と企画を見直しました。
「どういう売り場に置かれる?」
「その人がこれを選ぶ理由は?」

お話しするたび、自分一人では気づけなかった視点が出てきます。商品開発は、アイデアを出すだけでなく、何度も見直し、磨いていく仕事なのだと感じました。

本来はチームの企画を1~2案に絞る予定でしたが、みんなが本気で考えていたこともあり、それぞれのアイデアを残して試作することになりました!✨

ついに試作!完成した「韓国ごはん旅。」

2日目の後は、学校で実際に試作。検討を重ねて完成した私の商品が、「韓国ごはん旅。」です!

安東チムダク、ナクチポックム、ナジュコムタンという韓国のご当地料理3種類を組み合わせました。

コンセプトは、「まだ知らない韓国を、食卓で旅する。」

人気の料理を集めるだけでなく、まだあまり知られていない料理を通して、食べながら新しい韓国に出会える商品を目指しました。

試作すると、メンバーから「おいしい!」「お米が食べたくなる!」と言ってもらえて、「これならいけるかも!」と自信に。私自身も初めて食べる料理ばかりで、いつか本場でも食べてみたくなりました!

DAY3|自分でつくった商品を、社員の方へプレゼン!

最終日は、実際に商品を調理し、社員の方に食べていただきながら最終プレゼンを行いました。

コンセプトやターゲットを何度も考え直してきたことで、最初の発表よりも自信を持って説明できたと思います。

それでも、自分の商品を食べていただく時間はやっぱりドキドキ……。

「おいしい」と言っていただけた瞬間は、本当にうれしかったです!

「世界を旅するシリーズ」へ広がる可能性も!?

プレゼン後には、「世界を食卓で旅するシリーズに広げても面白そう」というアイデアもいただきました。

ひとつの商品として考えていた「韓国ごはん旅。」が、さまざまな国の料理へと広がるかもしれない。社員の方との会話で、自分の企画の可能性が広がっていくことに、商品開発の面白さを改めて感じました。
今回の商品は、社内で商品企画の提案として検討していただけるというお話もありました。自分のアイデアが、その先につながるかもしれないと思うとワクワクします!

一番の変化は「誰のための商品?」を考えるようになったこと

3日間を通して一番変わったのは、「自分がつくりたいもの」だけでなく、「お客様が何を求めているのか」を考えるようになったことです。

最初は「私はこれを食べたい!」が出発点でした。でも今は、「どんな商品が求められている?」「どんな場面なら買いたくなる?」と、周りを見ながら考えるようになりました。

商品開発は、“自分の好き”と“お客様が欲しいもの”をつなぐ仕事。
今回の経験から、そんなことを学びました。

「好き」が「将来やりたい仕事」に変わった3日間

商品開発は、おいしさだけでなく、市場やターゲット、食べる場面まで考える必要があり、想像以上に難しかったです。

でも、社員の方々と一緒に考え、自分のアイデアが形になっていく時間は本当に楽しく、「やっぱり将来、商品開発の仕事に就きたい!」という気持ちが強くなりました。

これからは「自分が作りたいから」で終わらず、その先にいる人を想像して、「こんな商品を待ってた!」「これ、食べてみたい!」と思ってもらえる商品を考えられる人になりたいです。

授業で感じた「商品を考えるって楽しい!」から始まった挑戦。その「好き」が、少しずつ「将来やりたい仕事」に変わった3日間でした。

今回の学びを戸板での授業にも活かし、自分のアイデアを誰かの「欲しい!」につなげられるよう、これからも成長していきたいです🌟

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


今回のインターンシップ

テーマ:
「とにかく売れる冷凍食品メニューを開発せよ!」

実施先:
Umios株式会社様

主なプログラム:

  • 冷凍食品市場・企業についての理解、試食・商品比較
  • 商品企画・グループワーク・中間発表
  • 社員の方からのフィードバック、企画の見直し
  • 冷凍食品メニューの試作・最終プレゼンテーション・講評

この記事に関するお問い合わせ・インターンシップのご依頼

戸板女子短期大学 キャリアセンター
Mail:toita-career@toita.ac.jp



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