結婚式に招待された時、誰もが最初に立ち止まるのは「え、何を着ていけば間違いじゃない…？」というあの小さな不安。

オケージョンドレスは何が正解？
露出ってどこまでOK？

SNSで検索しても情報がバラバラだったり、ちょっと昔の常識が混ざっていたり…。
そこで今回は、本当に役に立つ“リアル”なウエディングマナーを、ChatGPTでは教えてくれない部分までこっそりまとめました。

 

1.会場と時間帯だけで、ドレスの正解がほぼ決まる

実は結婚式のドレス選びは、会場のフォーマル度×時間帯(昼/夜)この2軸だけで、ほぼ迷わなくなります。縦軸は会場でフォーマルはホテルや専門式場の比較的かっちりと上品なものでカジュアルは思い出のライブハウス、レストラン、ガーデンなどです。露出ルールを大きく左右するのは横軸の昼と夜が大きく関わります。

2.昼と夜でこんなに違う

〇昼は「品の良さ」が最優先

最近ではノースリーブは一般的となってきていますが、ペアトップ(肩全開)はNG寄りとなります。じゃあベアトップにショールを羽織ればいい？と思う人もいるかもしれませんが、実はあまり素敵に見えません。ショールで隠すと肝心のワンピースのデザインが隠れてしまうためです。

〇夜は”少しの肌みせ”が華になる

夜は雰囲気がガラッと変わり、肌の見え方もドレスの一部となります。背中が少し開いたデザインや肩回りが華奢に見えるシルエットやデコルテの広めカットは好印象となります。夜は少しだけ大人っぽくが正解。

 

3.結局どんなドレスが間違いない？

ワンピースは1着で完結するタイプが断然綺麗となります。ショールでごまかすのではなく、デザインそのものが完成しているのが理想となります。

そして忘れがちなのが空調問題。昼間でも会場の中はしっかり冷房が効いていることが多いので、肩まわりにオーガンジーなど薄手の素材があるデザインは上品なのに、温度差にも負けない万能ワンピースとなります。

 

4.チャペルは絶対に露出を控える場所

チャペル(教会)は神聖な場所として扱われます。だから夜の式であっても、チャペルに入るときは露出を控えるようにすることがマナーとなります。

 

5.ゲストは”主役じゃないけど、美しくあるべき”存在

マナーは縛りではなく”美しく見せるためのルール”。主役は新郎新婦ですが、ゲストも”その場の景色をつくる存在”だからこそ、「呼ばれたからには美しく、品よく」その心が結婚式の空間全体をより輝かせます。

それではまた次の機会までごきげんよう。

■監修

この記事を監修したのは安東徳子教授。これまでに5000組以上の結婚式をプランニングし、ウエディングのトレンドを生み出した先生です。安東先生に教えてもらえるのは戸板女子短期大学だけです。

安東  徳子　教授明治学院大学　社会学部卒業
学士（社会学）ウエディング、理美容業界、教育ビジネスを中心としたコンサルテーション業を長年に渡り幅広く展開。コンサルテーションによる課題発見と解決手法を示すだけでなく、研修も並行して行う。サービス業に特化した研修で現在までに1万人以上の受講実績を持つ。

戸板女子短期大学では、ウエディングゼミ / ウエディング ナビゲーション / 起業論 / 経営学入門を担当

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