女子短大生が「島の未来」を考える3日間

戸板女子短期大学「戸板島会議」新島・式根島でフィールドワークを実施

― 東京のZ世代女子たちが行政・地域事業者・島外企業と地域活性化の新たな可能性を探る ―

戸板女子短期大学では、プロジェクト演習「戸板島会議」の一環として、2026年7月3日(金)から5日(日)までの3日間、東京都の新島・式根島においてフィールドワークを実施しました。

今回のテーマは、「島の未来を、島の内外の人たちとともに考える」こと。

学生たちは実際に島を訪れ、行政や地域事業者、島外企業の方々との対話や現地視察を通して、地域が抱える課題や島ならではの魅力を学びました。さらに式根島では、行政・地域事業者・島外企業・学生が一堂に会するビジネスワークショップを開催。地域資源を生かした商品やサービス、観光コンテンツなど、新たな地域活性化の可能性について議論しました。

教室を飛び出し、地域のリアルな課題と向き合いながら、学生ならではの視点で「島の未来」を考える実践型の学びとなりました。

 

7月のフィールドワークにつながる、5月からの島との交流

今回のフィールドワークに先立ち、学生たちは5月15日(金)から17日(日)に新島・式根島を訪問。島内を視察し、自然や食、観光、地域で暮らす人々との交流を通して、島が持つ魅力や可能性への理解を深めました。

さらに5月24日(日)には、有楽町駅前広場で島の食や魅力を島の方々とともに発信する「愛らんどフェア」に参加。島の食を実際に多くの人へ届ける経験を通して、「島の魅力を島外の人にどう伝えるか」という視点を学びました。

こうした5月からの交流や体験を踏まえ、7月3日からの3日間では、島の魅力を知るだけでなく、「その魅力をどのように地域の未来につなげていくのか」という、より実践的なテーマに挑みました。

 

村長との対話からスタート。新島の「今」を知る

初日の7月3日は、新島村役場を訪問し、新島村長との面談を実施しました。

村役場職員の方から、新島村の現状や地域が抱える課題について説明を受け、学生たちは観光、産業、地域資源、島での暮らしなどについて理解を深めました。

その後は、地域活性化につながる事業アイデアについて検討。行政の方々との意見交換を通じて、データや資料だけでは分からない「地域のリアル」に触れる機会となりました。

 

行政×地域事業者×島外企業×学生。「式根島ビジネスワークショップ」を開催

7月4日は式根島へ移動し、今回のフィールドワークの中心となる「式根島ビジネスワークショップ」を開催しました。

参加したのは、行政、島内の事業者、島外企業、そして戸板女子短期大学の学生たち。立場や世代、経験の異なる参加者がグループとなり、式根島の地域資源を活用した商品・サービス・観光コンテンツについてディスカッションを行いました。

「島にある魅力を、どうすれば新しい価値に変えられるのか」
「若い世代が訪れたくなる島とはどのような島か」
「地域の人々と島外の人々が一緒に取り組めることは何か」

学生の率直な視点と、地域を知り尽くした事業者・行政の知見、さらに島外企業のビジネス視点が交わることで、地域資源を活用した商品開発や観光サービスなど、さまざまな事業アイデアが生まれました。

学生にとっても、自分たちのアイデアを社会の中でどのように実現していくのかを考える貴重な機会となりました。

 

釣り、ウミガメ観察、島内視察。「体験」から地域資源の価値を発見

最終日の7月5日は、釣りやウミガメ観察などの自然体験と島内視察を実施しました。

実際に島の自然や観光資源を体験することで、学生たちはワークショップだけでは見つけることのできない式根島の魅力を発見。

帰路の船内でも島外企業の方々との意見交換が続き、3日間で得た気づきやアイデアについて共有しました。

 

「学んで終わり」にしない。学生のアイデアを地域活性化の次の一歩へ

今回のフィールドワークを通して学生たちは、地域課題について現地で学ぶだけでなく、行政、地域事業者、島外企業の方々との対話を通して、地域活性化を「自分たちが関わることのできるテーマ」として考える経験を得ました。

特に式根島で実施したビジネスワークショップでは、多様な立場の参加者による活発な議論から、地域資源を活用した商品開発や観光サービスなど、具体的なアイデアが数多く提案されました。

また、5月から継続して島を訪れ、島の魅力を知り、島の方々と一緒にその魅力を発信してきたからこそ、7月のフィールドワークでは、より具体的に「島の未来のために自分たちに何ができるのか」を考えることができました。

今回の取り組みは、大学と行政・地域事業者・島外企業との新たな連携のきっかけにもなりました。

 

「戸板島会議」は、今回の3日間で終わるプロジェクトではありません。

今後はフィールドワークで得た課題やアイデアを持ち帰り、プロジェクト演習の中でさらに検討を重ねながら、地域との連携や具体的な企画・事業の可能性を探っていきます。

学生の感性と行動力が、島の新しい価値を生み出す力になることを目指して――。

戸板女子短期大学は今後も、地域や企業、行政など社会とつながる実践的な学びを通して、学生が社会の課題に向き合い、自ら考え、行動する機会を創出していきます。

 

実施概要

プロジェクト名
プロジェクト演習「戸板島会議」

実施期間

2026年5月15日(金)~5月17日(日)

2026年5月24日(日)

2026年7月3日(金)~7月5日(日)

実施場所
東京都 新島・式根島、有楽町

主なプログラム

5月15(金)~17日(日)

・新島、式根島の島内を視察

5月24日(日)

・有楽町駅前広場で島の食や魅力を島の方々とともに発信する「愛らんどフェア」に参加

7月3日(金)|新島

  • 新島村役場訪問・村長との面談
  • 新島村の現状・地域課題に関する説明
  • 地域活性化に向けた事業アイデアの検討
  • 行政関係者等との意見交換・交流

7月4日(土)|式根島

  • 行政・島内事業者・島外企業・学生参加型ビジネスワークショップ
  • 地域資源を活用した商品・サービス・観光コンテンツに関するグループディスカッション
  • 地域活性化に向けた事業アイデアの検討
  • 参加者間の意見交換・交流

7月5日(日)|式根島

  • 釣り・ウミガメ観察などの自然体験
  • 島内地域視察
  • 帰路の船内での島外企業関係者との意見交換・交流

■お問い合わせ先

戸板女子短期大学 広報部

Mail:info@toita.ac.jp

Tel:03-3451-8383

公式サイト:https://www.toita.ac.jp/