こんにちは、戸板栄養士会です。
今回は、横浜YMCA保育園で栄養士として働いている伊月理紗さんより、「保育園栄養士の仕事」について
ご執筆いただきましたので、ご紹介させていただきます。
自園で手作りしている給食
私は卒業後、横浜YMCA保育園の栄養士として、調理、献立作成、発注、栄養士会議、食育などの業務をしています。
横浜YMCAの給食は、アレルギーの有無に関わらずみんなが同じ給食を食べられるように、
卵・乳製品・小麦粉を使用しない「なかよし給食」として、14園共通の献立を作成し、
さらに旬の食材や行事を取り入れ提供しています。
私の勤める保育園(YMCAあつぎ保育園ホサナ)の園児数は60名です。
その子どもたちの健やかな成長を願い、安全・安心でおいしい給食を自園で手作りしています。
子どもたちと一緒に食育
保育園で行った食育をいくつかご紹介します。
★野菜の皮むきや野菜ちぎり★
給食で使用する食材の下処理を子どもたちにお手伝いしてもらいました。
★リクエストメニュー★
給食で食べたいメニューのリクエストを子どもたちに聞くことがあります。
日々の給食を覚えていてくれます。
★子どもとSDGs★
廃棄してしまう野菜の皮をそのまま捨ててしまうのは“もったいない”ということで、
肥料づくり(コンポスト)に挑戦しました。
土に入れた野菜の皮が次に見た時は形が変わり、土に混ざったことを子どもたちは不思議そうに観察していました。
保育園の栄養士として・・・
横浜YMCAでは、保育士と子どもの給食について話す機会や他の園の栄養士と交流があります。
また、子どもとの距離が近く、給食の様子を身近に見ることやたくさんの美味しいの声と笑顔をもらえます。
これからも、新しいメニューを考えたり、子どもたちと色々な食育を行っていきたいと思います。
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