戸板読書 ~ 戸板女子短期大学で読書する ~

図書館

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戸板女子短期大学 図書館

本には、人生や生活を豊かにするための

ヒントがたくさん詰まっています。

忙しくてなかなか本が読めない人読書が

苦手でほとんど読む機会がない人

 

“読書と学び” にも目を向けてみませんか?

戸板女子短期大学は約15万冊の蔵書が あなたをお待ちしています

戸板読書は これからのあなたに役立つオススメの本を

学生図書委員や教職員がご紹介します

きっと、新しい知恵や価値観が見つかって

明日がちょっとだけ楽しくなるはずです

空中ブランコ   著作 奥田英朗

オススメは第4話のホットコーナーです。
実力よりルックスで人に慕われる新人野球選手と、実力で華道を歩んできた主人公の、対照的な2人のお話です。
主人公は新人に災いが起きると、なぜか野球が上手くなります。
ある日、酔っぱらっている新人とヤクザが、殴り合いになりそうなところを主人公は目撃します。
主人公は、この災いを止めずに野球界で上にあがろうとしますがー。
このお話は野球選手2人の人物で描かれますが、野球に限らず現実でも、どこに行っても美人や美男は、それだけで人から慕われたりします。
共感あり、感激ありのお話です。
ぜひ読んでください。

食物栄養科 柴田久瑠実

ドグラ・マグラ 著者:夢野久作

この本は日本探偵小説三大奇書に数えられる作品で、主人公である記憶喪失の青年が精神病棟で自分の記憶を探るという物語です。この本の書き出しは、以下の巻頭歌から始まります。

胎児よ
胎児よ
何故踊る
母親の心がわかって
おそろしいのか

この歌が、『ドグラ・マグラ』という摩訶不思議な言葉に絡まり合い、読んだ後は暫く不思議な感情から抜け出せません。気が狂う経験をしてみたい方は是非手に取ってみてください。

食物栄養科 鶴岡 奈月

殺人鬼フジコの衝動  著者 真梨幸子

イヤミス(読後感が悪く、イヤな気持ちになるミステリー小説)の女王、真梨幸子さんが書いた本です。
ミステリーが好きで、イッキ読みしたい人にオススメです。

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた彼女は十数人を殺害した罪で死刑になった伝説の女、通称“殺人鬼フジコ”。
彼女は物語の中で呪文のような言葉をいくつか唱えています。それは、逃れられないカルマから目を背ける唯一の手段だったのかもしれません。

悲劇を乗り越え新しい人生を歩もうとしていた少女は、なぜ殺人鬼へと変貌してしまったのか。気になる方は是非一度、お手に取ってみてください。

服飾芸術科 齊藤綾奈

傘をもたない蟻たちは    著者 加藤シゲアキ

私が加藤シゲアキさんの本を紹介するのは2度目ですが、この本は短編小説集となっていて、長いお話を読むのが苦手な方にはおすすめの本です。

特に「染色」が好きで、公式ホームページのあらすじを抜粋して書かせていただきますと、主人公の市村と突如現れた美優との短くて激しい恋と将来への葛藤を極彩色で描き出すお話となっています。読んでいて、芸術的で独特なところが本当に面白く、また衝撃的な部分も多くて良かったです。

他にも「イガヌの雨」という宇宙生物を食べちゃう不思議だけど読むと食に関して考えさせられるところがあるお話など、様々なシチュエーションや設定のお話が入っていますので、気になったタイトルから読んだり、公式ホームページのあらすじをみて気になったところから読んだり、最初から読んだりなど、様々な楽しみ方ができると思うので、ぜひ読んでみてください!

食物栄養科  山田 有紀菜

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー  著者プレイディ みかこ

この本の舞台はイギリスのブラチトンという町の話で、著者である日本人の母とアイルランドの夫の間に生まれた中学生の息子の日常が描かれている本です。

この本が語りかけているのは、それぞれ祖国の異なる3人の家族がイギリスに住み、人種・貧富や教育の格差、ジェンダーなど多種多様な「人と人との違い」から生まれた根深い人と人との繋がりのお話です。

こういった違いは実際に存在します。大切なのは違いをなくそうとすることではなく、違いがある事を理解して相手の立場に立つことが大切である。今でいうと不要不急の外出があると思います。でも、何が不要不急なのかは人によって違いがあります。

偶然見かけた誰かの行動を批判するのではなく、想像力を忘れず考える事で本の文中にあるように、誰かの靴を履いてみる事で様々な気付きに繋がると感じることが出来ました。

食物栄養科  小川 珠実

彼らが本気で編むときは  著者 荻山直子


この本は、母親に置き去りにされたトモがおじのマキオの元へ行き、性別は男性で容姿は女性という、トランスジェンダーであるマキオの恋人であるリンコと過ごす。短いけれど幸せや苦しみを共に味わう3人の心温まるお話です。

トランスジェンダーという言葉は知っていても、やはり実際はどういうものかあまりわからない私でしたが、この本を読んで、トランスジェンダーの方の苦悩を知り、それを克服していく心の強さや、トランスジェンダーの方へ偏見を持って接する人の愚かさなどがわかりやすく書かれているので、新たな発見ができる本だと思います。
また、トモの親子関係も考えさせられる部分もありますました。それは暗い話ばかりではなく、明るくコミカルな部分ももちろんあり、とても読みやすい本だと思います。ぜひ読んでみてください。

本が苦手な方は、生田斗真さんがリンコ役で出演している映画もあるのでまずはそちらをご覧になってみてはいかがでしょうか。

食物栄養科  山田有紀菜

 

合格に導く最強の戦略を身に付ける! 一生の武器になる勉強法
著者 教育YouTuber 葉一(はいち)

勉強を頑張る人、これから頑張りたいと思っている方にお勧めな一冊です。

よく、「自分でやりやすい方法で勉強することがいい。」と、多くの人が口にします。しかし、当然正解なんて存在しません。そんな時、きっとあなたの手助けになってくれる本です。

現在話題沸騰中で知られている、教育YouTuber葉一さんが自身の経験をもとに、やる気の起こし方、質問の仕方でわかるその人の勉強の伸び方、そして勉強をした後の記憶定着の大切さ、など全てのプロセスを丁寧に解説して下さっています。
ぜひ一度、お手に取ってみてください。

食物栄養科 平村かれん

コンビニ人間   著者 村田沙耶香

この本は、コンビニ店員を長年やってきた主人公が、一度コンビニを辞め、その後考え直し、コンビニへの復職を決めたところで終わるというお話です。主人公恵子など登場人物全員のおかしさがリアルで面白いところです。

また、「普通」の在り方について考えさせられる作品だと思いました。読んだ後に考えてみると自分も周りの人もみんなコンビニ人間を思わせる節があるのではないかと思わされ、主人公を通じて私達と社会との関係を見ているようなそんな作品でした。ところどころユーモアもあり面白かったです。

国際コミュニケーション学科 先崎幸穂

サラダ記念日   俵万智 著


恋の歌、日常の歌、いろんな短歌があって、瑞々しい感性が伝わって、様々なシチュエーションに応じた素直な短歌になっているのでとても読みやすい内容でした。また、歌集の内容一つ一つが身近に感じられることや「五七五七七」のリズムがショートストーリーを作り出すという点も俵さんの俳句ならではだと感じました。

特にこの本のタイトルでもある「サラダ記念日」の歌集は共感できる点が多く、俵さんの独特な表現にも魅力を感じることができました。

この本は小説ではなく歌集ということもあり、短編小説でストーリーがいくつもあり、小説は読むのが得意ではないという方にも、是非読んで頂きたいお勧めの一冊です。

食物栄養科  長田初希

シアター!   有川浩 著

この本は簡単に説明すると、シアターフラッグという小劇団が2年間で借金300万円を返済できるかどうか、というお話なのですが、たくさんの登場人物全員を、ここまで個性豊かに書いている本を私の中では見たことがありません。

特に私は主人公でもある春川兄弟のやりとりが好きで、「ここまで正反対な兄弟がいるのだ」と逆に感心してしまいました。

図書館の先生にお勧めしていただいて読んだのですが、その際に「正反対の性格をしている春川兄弟のどっちが好きか考えてみて!」と言われて考えながら読んでみると、この本をまた違う角度から見ることができてとても面白いです。皆さんもぜひ読んでみてください! きっとあなたもこの本の虜になると思います!

食物栄養科  山田有紀菜

 

行き抜いて、息抜いて、生き抜いて  著者:しみずたいき


この本は「生きる答えが見つかるメッセージ」がたくさん載っています。著者は心理カウンセラーです。主に恋愛、自分自身、生活、幸せの4つで構成されています。題名にある通り、息抜きしたいとき、悩みに悩んで良い答えが出せないとき、自分を責め続けてしまうとき等に、ふと見ると「ああ、こういう考えもあるのか」と気づかせてくれたり、勇気が大小関係なく湧き出てきます。
私がこの本を読み、印象に残ったのは「ネガティブな時期は、『根がアクティブな時期』。」です。気になる方はぜひ、読んでみてください。これからの人生が少しでも良いものになればと思います。

国際コミュニケーション学科 小森春佳

 

阪急電車  著者 有川浩


なぜお気に入りの1冊なのかというと、久々に本を読むので、何を読めばいいのかわからなかった私に、優しく声をかけてくださった司書さんにおすすめしてもらい、読んだ本だったからです。

この本は、片道わずか15分のローカル線で起きる、様々な人たちの出会いと別れ…奇跡の数々が綴られた、とても読みやすい短編集となっています。電車に乗るのが少し楽しくなるような心温まる話となっていますので、みなさんもぜひ読んでみてください。

食物栄養科 山田有紀菜

 

世界一やさしい!栄養素図鑑 監修:牧野直子

 食物栄養科でなくても、是非一度は手に取ってほしい一冊です。この本は日常生活でよく耳にする栄養素がキャラクターとして沢山登場します。例えば“タンパク質”についてだと「マッチョな土木作業員。頼りがいがあるので、みんなからいてほしいと望まれるが定住はしない主義。仕事が終わると去ってしまう」というプロフィールとともに作業服を着たマッチョな男性が載っています。

タンパク質は必須アミノ酸を作るもとにもなっているためとても重要です。これがなくなると、病気の免疫抗体や消化器官などを調節するホルモンが作れず結果的に病気になりやすくなります。このように、“タンパク質”がいかに大切なのかがわかり、キャラクターに愛着が湧き楽しく学べる私の大好きな一冊です。

食物栄養科 平村かれん

 

ゆきとどいた生活  星新一 著

科学が進歩した、生活の全てを機械が行う近未来的な話です。機械は毎日ルーティンな動きをしており、主人公(男性:社長)はいつも通り一歩も動くことなく出勤しましたが、主人公を見た社員が慌てて医者を呼びます。何故でしょうか?医者がこう言います。「死後、約十時間は経過している。」主人公は昨日の夜に家で亡くなっていたのです。

 ルーティンな動きをするだけの機械では主人の死には気付けなかったという皮肉めいた話です。いくら科学が進歩したとしても「ゆきとどいた生活」とは言い難いですね。

 他にもオチがびっくりのショートショートがたくさんあります。ぜひ読んでみてください。

 

食物栄養科2年 吉富智咲

植物図鑑  有川浩 著

 タイトルからは想像もがつかないような恋愛小説で、日常と非日常が入り混じるような作品ではありますが、「お嬢さんよかったら俺を拾ってくれませんか」という言葉から始まるさやかと樹の恋愛がとても胸キュンで二人の世界観に引き込まれる作品でした。

 植物に詳しい樹がさやかに植物の話をしているシーンや、道草料理を作る樹の姿などが本を読んでいるだけでも想像できるので心がほっこりしたり、樹がさやかの家をこっそりと理由を知らせることなく、一筆箋に一言別れのことばを残して居なくなるシーンは樹の心苦しさと、さやかの悲しみの気持ちが一気にこみ上げてきてほろ苦さを感じました。

 また、この作品に出てくる料理はどれもおいしそうで、料理のレシピも載っているので私も実際に作ってみたいと思うことのできる1冊でした。

 

食物栄養科2年 長田 初希

 

お問合せ先

戸板女子短期大学 学生部 澁谷まで
TEL 03-3452-0696

 

 

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戸板女子短期大学 図書館にあるたくさんの本は時間と空間を越えて未知の世界、未知の人々とあなたを結びつけてくれます。忘れられない本との出会い、忘れられない人との出会いがきっとあるはずです。そんな図書館で一日を過ごしてみるのも楽しいと思いませんか。