ABOUT 戸板女子短期大学について
建学の精神・教育理念
建学の精神
本学の建学の精神は、時代に適応する実学の教授研究により、職業に必要な能力を育成するとともに、知性と品性を涵養し、女性の人格形成と自立を目指すことにある。
建学の精神(現代版)
建学の精神、教育理念、校訓、創立者の教えを集約した「建学の精神 現代版」を策定しました。
TOITA’S 7PROMISES
-
CURIOSITY
学ぶことを楽しみ、技術を磨きます。
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COMMUNICATION
自ら明るく挨拶し、相手の目をみてコミュニケーションを行います。
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SHARING
常に相手の身になって考え、ともに問題解決します。
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SINCERITY
最後まであきらめずに、何事にも誠実に取り組みます。
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ELEGANCE
感性を磨き、美しい心を持った女性になります。
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FAIRNESS
偏見や差別にとらわれずに、常に公平な心を持つ国際人になります。
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HOSPITALITY
積極的に奉仕の精神をもって、すべての仕事に取り組みます。
教育理念
本学の教育理念は、時代の要請に適応する実際的な専門の学術技術を教育研究し、広く一般的教養を高め、自己肯定感の高い、社会に貢献できる感性豊かな女性を育成することにある。
校訓
「知・好・楽」(学ぶ態度・積極性)
創立者の教え
「至誠貫徹」(最後までやりとげる姿勢・責任感)
教育目的
本学は、女子に時代の要請に適応する実際的な専門の学術技芸を教育し、研究させるとともに、広く一般的教養を高め、個性の自由な伸長を図り、国家社会の真に有為な形成者となるべき人材を育成することを目的とする。
教育目標
職業につながる専門教育ならびに、ひろく一般的な知識・教養・常識を兼ね備え、社会で活躍できる女子の育成を目標とする。
服飾芸術科 教育目的
ファッション、ファッションビジネスに関する専門的な知識や技術を幅広く修得し、豊かな感性を養うことでデザイン力を磨き、ファッションに関わる業界において貢献できる女性を育成する。
食物栄養科 教育目的
人間栄養学と食物栄養学に関わる専門知識・技術を修得し、栄養士としての実践的な能力を育成するとともに、社会人として必要とされる実践的な教養を身につけることで、栄養面から人の健康を支えるための総合的な判断ができる女性を育成する。
国際コミュニケーション学科
教育目的
英語、国際文化、ICTに関する専門的知識を幅広く修得し、現代の国際情報化社会に柔軟に対応できるコミュニケーション能力を身につけ、グローバル社会で貢献できる女性を育成する。
校名の由来について
「戸板女子短期大学」の校名は、創立者戸板関子に由来しており、女子教育元年ともいえる明治35年に、現在の東京タワーのすぐ下に戸板裁縫学校として創立されました。当時は先生と弟子で行う修行という感じの学校が多かった中、いち早く教室方式で授業を行いました。その斬新な方法には大きな反響があり、これまでに5万人余の人材を世に送り出し、日本の女性教育に偉大な功績を残しました。
戸板関子の教育者としての狙いは、裁縫という実践的なものを通して、女子の人格の形成を目指したところにあります。この建学の精神は時代を超えた普遍性を持ち、「社会に、そして人類に貢献できる人材の育成」という教育理念として、学園の長い歴史の中に生き続けています。

戸板女子短期大学のポリシー
ディプロマポリシー
建学の精神である「時代に適応する実学の教授研究により、職業に必要な能力を育成するとともに、知性と品性を涵養し、女性の人格形成と自立を目指すこと」を教育方針とし、「時代の要請に適応する実際的な専門の学術技術を教育研究し、広く一般的教養を高め、自己肯定感の高い、社会に貢献できる感性豊かな女性を育成する」ことを理念としています。
本学の教育課程を修め、64単位の単位修得と必修等の条件を充たすとともに、下記の能力・資質を修得・涵養し、生涯にわたって学ぶ姿勢を身につけられる人材を養成することを教育目標としています。
A.主体性・チームワーク・責任感
与えられたテーマに対して興味・関心を持って積極的に取り組み、責任感と協調性を発揮して、最後までやり抜くことができます。
B.コミュニケーション能力
状況にふさわしいマナーで他者と接し、他者の主張も理解し尊重しながら、自らの考えを発信することができます。
C.思考力・判断力
事実と意見を区別し、幅広い教養と専門知識を用いて、偏見や差別のない視点から客観的にものごとを判断し、問題解決を図ることができます。
D.知識・理解
幅広い教養と修得した専門知識を用いて、自らが学んだ内容を論理的に説明することができます。
E.技能・表現
職業に繋がる専門的な技能や技術を身につけ、状況にふさわしい手段で相手に伝わるプレゼンテーションを行うことができます。
カリキュラムポリシー
卒業認定・学位授与の方針に掲げる知識・技術などを修得させるために、総合教養科目・専門教育科目及びキャリア教育科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を開講します。科目間の関連や科目の配置を示すためにナンバリングとカラーリングを行い、カリキュラムマップによってカリキュラムの体系をわかりやすく提示します。また、教育内容、教育方法、教育評価について、以下のように定めます。
教育内容
●総合教養科目
- A.基礎系科目では、初年次教育や多様な特別講座を通じて、短期大学での学修へ円滑に移行する力を育成します。また、豊かな日本語表現力や数的理解力を高めるとともに、自発的かつ継続的な学修力を定着させます。キャリア系科目では、洗練された女性としての立ち居振る舞い、社会常識、ホスピタリティ・マインドを育み、さらに、社会や自身への理解を深めて、自己への肯定感、仕事への意欲、自律と自立の精神を養い、自らの人生を総合的に考え創造する力を育成します。
- B.人文・社会・自然系科目では、専門科目につながる基礎知識・関連知識の定着に加え、多様な学修内容と実践を通して、学びを楽しみ豊かに生きる力および自己成長力を養成します。そのために、現代女性をとりまく問題をはじめ、人間、社会、自然に対する理解を深め、社会人として必要となる適切な判断力、広い視野を持って社会の諸課題について協働して問題解決する力、個性を活かした社会貢献を実践する力を育む科目を配置します。
- C.ICT系科目では、パソコンの基本操作やメール・SNSの利活用等情報リテラシーを身につけ、資格取得を目指すとともに、個人情報・セキュリティ・著作権等ネットコンテンツの安全な使用方法を含め、情報活用に関する知識を修得します。語学系科目では、将来の職業に直結した実践的な英語力や第二外国語の習得を通し、グローバル社会で必要な英語コミュニケーション力と異文化理解力を育成します。体育系科目では、基礎体力を養成し、運動習慣を身につけることで、自らの健康管理を継続する力を育成します。さらに、チームでの協働を通して、共感力、協調性、発信力を養います。
●専門教育科目
- D.各学科の専門科目は、専門分野の履修系統に基づき、必修科目、選択科目に選別しています。また、専攻分野や履修モデルをふまえ基礎から応用への学びとなるように授業の配置を行い、知識・技能の教育効果を高めています。
- E.教育効果が高まるように授業内容に合わせて「講義」、「演習」、「実験」、「実習」などの授業形式に区分し、知識・技能の定着と同時に思考力・判断力を育成します。
- F.各学科のキャリア科目として「キャリアゼミ」等を配置し、専門分野の業界や業種を知り、その職種に必要なスキルを理解します。また、目指す職業に向けて努力する姿勢、自己肯定感や仕事に対する意欲、自身の人生を切り開く力を育成します。
- G.「学外実習」や「インターンシップ」の授業では、これまで学修してきた知識と現場で得た知識・技術の繋がりを理解し、実際の現場の運営や業務を把握することを目指します。また、現場経験を通してコミュニケーション力、積極性・協調性・責任感を育成します。
教育方法
- H.主体的に学ぶ力を高めるために、学内Webシステムを活用し自ら学修計画を立て、実行し、振り返りを行い、教職員と共に計画修正を行うという一連の流れを目標達成まで繰り返します。
- I.調査・分析を通して判断力を養い問題解決力を育成するため、産官学連携課題解決型授業を行います。
- J.興味・関心を高め実践的な知識・技能を深めるため、第一線で活躍する各学科専門分野の外部講師による講義やインターンシップ・ボランティア・正課外活動などの体験型の学びを用意します。
- K.チームワーク力を高めるとともに責任感、協調性を身につけるため、学科で行うグループワーク・ペアワーク等を多用する演習・実習科目を通して様々な役割を担わせます。
- L.提案力を身につけるため、各学科の授業ではプレゼンテーションや学修成果物を求めます。
教育評価
- M.学位授与の方針で掲げる能力を、2年間の修得単位数、客観的成績評価(GPA)と2年間の教育課程における学科ルーブリック等で評価します。
アドミッションポリシー
卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成の方針に定める人材を育成するために、本学での学修に対する目的や意欲を持ち、次にあげる、高等学校までの学習や経験を通じて基礎的な知識や能力・技能を表現できる力を備えた人を求めます。また、入学者を適正に選抜するために多様な選抜方法を実施いたします。
- A.各学科の専門分野に興味・関心があり、その職業分野へ就職するために学修する高い目標と意欲があります。
- B.高等学校の教育課程を幅広く修得しつつ、特に各学科が求める基礎的な学力(国語読解力・英語コミュニケーション力・数的処理力)を身につけています。
- C.高校時代に生徒会活動、クラブ活動、学校行事に積極的に取り組み、またはボランティアなどへの社会活動に参加した経験があります。
- D.自分の興味のある事柄について、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え説明することができます。
- E.規則正しい生活習慣を備え、入学前教育として求められる課題に最後まで誠実に取り組むことができます。
アセスメントポリシー
1.短大(機関)レベル
就職率や資格を活かした専門領域への就業率・進学率から、学修成果の達成状況を査定します。
2.学科(教育課程)レベル
資格取得状況や卒業要件達成状況から、教育課程全体を通した学修成果の達成状況を査定します。
3.科目レベル
成績評価や授業アンケートから、各授業科目の学修成果の達成状況を査定します。
入学時 | 在学時 | 卒業時 | 卒業生 | |
---|---|---|---|---|
短大レベル (機関) |
入学試験 入学時アンケート |
学修満足度調査 休退学率 |
学位授与数 進路決定率 専門領域への就業・進学率 卒業時アンケート |
卒業生へのアンケート 就職先へのアンケート |
学科レベル (教育課程) |
入学試験 | GPA 学修ポートフォリオ ステップアップ面談 外部テスト 資格取得 |
学位授与数 進路決定率 専門領域への就業・進学率 卒業時アンケート |
|
科目レベル | プレカレッジ プレイスメントテスト |
成績評価 授業評価アンケート 学修ポートフォリオ |
服飾芸術科の3つのポリシー
ディプロマポリシー
服飾芸術科では、本学の教育課程を修め、64単位の単位修得と必修等の条件を充たしたうえで、ファッションビジネスとファッションデザインに関わる専門的知識・技術、ファッション業界における実務的能力と社会人として必要とされる豊かな教養の修得により、以下のファッションを中心とした衣生活全般の総合的提案力を備えた人物に学位を授与します。
A.主体性・チームワーク・責任感
与えられたテーマに対して積極的に取り組み、責任感と協調性を持って最後までやり抜くことができます。
B.コミュニケーション能力
社会人としてふさわしいマナーや心配りで他者と接するとともに、相手の話を興味・共感をもって聞くことができます。また、様々な生活スタイル、イベントに応じた提案やファッション業界での仕事に必要なコミュニケーションをとることができます。
C.思考力・判断力
取り巻く様々な情報からトレンドを読み取り、ニーズに対応した企画・立案を通して問題点を指摘することができます。
D.知識・理解
ファッション業界における市場調査・企画・生産・流通・広告・販売に関する基本的知識を活用し、デザイン・製作の技術を通して、現代のファッションビジネスを分かりやすく説明することができます。
E.技能・表現
豊かな衣生活ができるよう、状況にふさわしい手段を選択し、ライフスタイル提案ができます。
カリキュラムポリシー
卒業認定・学位授与の方針に掲げる知識・技術などを修得させるために、総合教養科目・専門教育科目およびキャリア教育科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を開講します。科目間の関連や科目の配置を示すためにナンバリングとカラーリングを行い、カリキュラムマップによってカリキュラムの体系をわかりやすく提示します。また、教育内容、教育方法、教育評価について、以下のように定めます。
教育内容
●総合教養科目
- A.基礎系科目では、初年次教育や産学連携授業を通して短期大学で必要となる学修力を実感することで、自発的かつ継続的に学びに取り組む姿勢を養います。また、洗練された女性としての立ち居振る舞い、社会常識、ホスピタリティ・マインドを身につけます。キャリア系科目では社会人として必要となる数的理解力を伸長し、長期的な視点にたったキャリア形成の意識を培います。ビジネス系科目ではビジネスの基本的理解と論理的思考力、チームワーク力などのビジネスの世界で必要となる基礎力を習得します。これらの学びによって、社会や自身への理解を深め、自己への肯定感、仕事への意欲、自律と自立の精神を養い、自らの人生を総合的に考え創造する力を身につけます。
- B.人文・社会・自然系科目では、専門科目につながる基礎知識・関連知識の定着に加え、多様な学修内容と実践を通して、学びを楽しみ豊かに生きる力および自己成長力を養成します。そのために、現代女性をとりまく問題をはじめ、人間、社会、自然に対する理解を深め、社会人として必要となる適切な判断力、広い視野を持って社会の諸課題について協働して問題解決する力、個性を活かした社会貢献を実践する力を育む科目を配置します。
- C.ICT系科目では、パソコンの基本操作やメール・SNSの利活用等情報リテラシーを身につけ、資格取得を目指すとともに、個人情報・セキュリティ・著作権等ネットコンテンツの安全な使用方法を含め、情報活用に関する知識を修得します。語学系科目では、将来の職業に直結した実践的な英語力や第二外国語の習得を通し、グローバル社会で必要な英語コミュニケーション力と異文化理解力を育成します。体育系科目では、基礎体力を養成し、運動習慣を身につけることで、自らの健康管理を継続する力を育成します。さらに、チームでの協働を通して、共感力、協調性、発信力を養います。
●専門教育科目
感性を高めるデザインの学びと論理的な思考力・判断力を養うビジネスの学びを2つの柱とし、社会で活躍できる専門知識と技術を養うとともに、社会人基礎力などのいつの時代でも通用する汎用的職業能力を育成します。
- D.「ファッション デザインモデル」では、技術と表現を高めるプログラムを用意しています。人体と衣服との関係を踏まえてデザインすることを基本に、衣服の素材からデザイン画、製図理論や製作技術までの実践的な技能を養います。
- E.「ファッションビジネス(経営・企画・販売)モデル」では、ブランドビジネスに活用できるプログラムを用意しています。ファッションビジネスのプロセスを理解できるよう、販売から店舗管理、マーケティング、マーチャンダイジング、生産管理、流通チャネル、経営管理までの専門知識を育成します。
- F.「ウエディングモデル」では、ウエディングビジネスの基礎知識を修得し、模擬挙式から模擬披露宴まで創りあげるプログラムを用意しています。ウエディング業界で戦力となるために、プランニング、ウエディングビューティ、コラージュ、写真撮影技術、Webデザイン、広報などの専門知識・技能を修得します。
- G.「ビューティモデル」では、ビューティビジネスの基礎知識を修得し、メイク・ヘア・ネイルなど総合的に美の知識や表現を高めるプログラムを用意しています。メイクアップの方法や心を豊かにする美の力、実務で戦力となる技術力、カウンセリング力、コミュニケーション力を育成するための相モデルでの実技やヘアアレンジの演習科目を配置しています。
- H.「編入学モデル」では、個々の学生の進学希望に沿って、編入学に必要な能力を育成し、入試対策を行います。
教育方法
- I.主体的に学ぶ力を高めるために、学内Webシステムを活用し自ら学修計画を立て、実行し、振り返りを行い、教職員と共に計画修正を行うという一連の流れを目標達成まで繰り返します。
- J.服飾造形等の科目においては、被服製作技能を考慮し学生のレベルに応じた効果的な教育を行うため、少人数制の習熟度別クラス編成を取り入れます。
- K.調査・分析を通して判断力を養い問題解決力を育成するため、産官学連携課題解決型授業を行います。
- L.提案力を育くむため、第一線で活躍するファッション業界の外部講師による講義やインターンシップ・ボランティア・正課外活動などの体験型の学びを用意します。
- M.チームワーク力を高めるとともに責任感、協調性を身につけるため、学科で行うグループワーク・ペアワーク等を多用する演習・実習科目から様々な役割を担わせます。
教育評価
- N.学位授与の方針で掲げる能力をコアとなる授業科目における目標到達度(学科ルーブリック)と2年間の修得単位数、客観的成績評価(GPA)によって評価します。
アドミッションポリシー
服飾芸術科では、卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成の方針に定める人材を育成するために、次にあげる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めます。また、入学者を適正に選抜するために多様な選抜方法を実施いたします。
- A.トレンドに敏感でデザインすることに関心があり、ファッション業界の専門知識・技術を主体的に学び社会に貢献する意欲を持っています。
- B.高等学校までの履修内容のうち、特に国語読解力があり、コミュニケーション力を身につけています。
- C.高校時代に生徒会活動、クラブ活動、学校行事に積極的に取り組み、またはボランティアなどへの社会活動に参加した経験があります。
- D.自分の興味のある事柄について、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え説明することができます。
- E.規則正しい生活習慣を備え、入学前教育として求められる課題に最後まで誠実に取り組むことができます。
国際コミュニケーション学科の3つのポリシー
ディプロマポリシー
国際コミュニケーション学科では、教育課程を修め、64単位の卒業単位取得と必修等の条件を充たしたうえで、英語、国際文化、ICTに関する専門知識の修得を通じ、現代社会に柔軟に対応できるコミュニケーション能力を身につけ、グローバル社会において、それらを総合的に活用できる人物に学位を授与します。そのために、下記の能力・資質を修得・涵養し、それらを総合的に活用できる人材を養成することを教育目標としています。
A.主体性・チームワーク・責任感
与えられたチームにおける自分の役割を認識し、その認識に基づいて自ら積極的に行動に移し、最後までやり遂げることができます。テーマに対して積極的に取り組み、責任感と協調性を持って最後までやり抜くことができます。
B.コミュニケーション能力
状況にふさわしいマナーで他者と接するとともに自身の気持ちを的確に言葉で表現することができます。また、他者の主張も理解し尊重しながら、同時に自らの考えを発信することができます。
C.思考力・判断力
情報収集・活用・分析力を身につけ、偏見や差別に縛られない公正な判断に基づく自分の意見を発信し、問題解決のために自ら積極的に行動することができます。
D.知識・理解
国際共通語としての英語を用いて日常生活や仕事に必要なコミュニケーションをとることができます。また、幅広いICTスキルと知識を身につけることで今日のグローバル社会で必要とされる様々な情報を収集・発信することができます。
E.技能・表現
異文化の理解を深め、英語とICTのスキルを活用し、状況に適した手段を用いてプレゼンテーションを行うことができます。
カリキュラムポリシー
卒業認定・学位授与の方針に掲げる知識・技術などを修得させるために、総合教養科目・専門教育科目及びキャリア教育科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を開講します。科目間の関連や科目の配置を示すためにナンバリングとカラーリングを行い、カリキュラムマップによってカリキュラムの体系をわかりやすく提示します。また、教育内容、教育方法、教育評価について、以下のように定めます。
教育内容
●総合教養科目
- A.基礎系科目では、初年次教育や産学連携授業を通して短期大学で必要となる学修力を実感することで、自発的かつ継続的に学びに取り組む姿勢を養います。また、洗練された女性としての立ち居振る舞い、社会常識、ホスピタリティ・マインドを身につけます。キャリア系科目では社会人として必要となる数的理解力を伸長し、長期的な視点にたったキャリア形成の意識を培います。ビジネス系科目ではビジネスの基本的理解と論理的思考力、チームワーク力などのビジネスの世界で必要となる基礎力を習得します。これらの学びによって、社会や自身への理解を深め、自己への肯定感、仕事への意欲、自律と自立の精神を養い、自らの人生を総合的に考え創造する力を身につけます。
- B.人文・社会・自然系科目では、専門科目につながる基礎知識・関連知識の定着に加え、多様な学修内容と実践を通して、学びを楽しみ豊かに生きる力および自己成長力を養成します。そのために、現代女性をとりまく問題をはじめ、人間、社会、自然に対する理解を深め、社会人として必要となる適切な判断力、広い視野を持って社会の諸課題について協働して問題解決する力、個性を活かした社会貢献を実践する力を育む科目を配置します。
- C.ICT系科目では、パソコンの基本操作やメール・SNSの利活用等情報リテラシーを身につけ、資格取得を目指すとともに、個人情報・セキュリティ・著作権等ネットコンテンツの安全な使用方法を含め、情報活用に関する知識を修得します。語学系科目では、将来の職業に直結した実践的な英語力や第二外国語の習得を通し、グローバル社会で必要な英語コミュニケーション力と異文化理解力を育成します。体育系科目では、基礎体力を養成し、運動習慣を身につけることで、自らの健康管理を継続する力を育成します。さらに、チームでの協働を通して、共感力、協調性、発信力を養います。
●専門教育科目
これからの国際社会に必要な異文化理解力とホスピタリティ・マインドを基盤に、英語コミュニケーション力とICTを活用できるようになることを目指します。また、その上で職業に直結した下記のモデルを組み合わせることにより、社会で活躍できる専門知識と技術を養うとともに、社会人基礎力などのこれからの情報社会に通用する汎用的職業能力を育成します。
- D.「ホテル・ツーリズムモデル」および「エアラインモデル」では、異文化理解を深め、接客の基本となるホスピタリティ・マインドを養います。また、ホテル業界、観光業界、そしてエアライン業界で必要な基本的な知識や技能だけでなく、各ビジネスシーンに応じた英語コミュニケーション力を育みます。
- E.「ICT・データサイエンスモデル」では、これからの情報社会におけるビジネス全般を支える情報処理の役割を学びます。また、メディアコンテンツや動画制作等の技術を身につけ、ICT業界や一般企業で働くための伝達力、論理展開力、情報活用力、そしてICTの最新情報を活用するための英語力を育成します。
- F.「セールス・マーケティングモデル」では、急激なグローバル化により、国内でも日本語のみのコミュニケーションや接客では成り立たなくなることを念頭に、外国人と接するための英語コミュニケーション、国際マナー、ホスピタリティ、情報処理などの学びを通じて主体性や責任感を育成します。また、顧客との円滑なコミュニケーション構築のための接客技術の習得と秘書関連の資格取得を目指します。
- G.「医療事務・医療秘書モデル」では、身体構造と機能、疾患について、診療報酬の算出方法等について学びます。また、病院に関する知識を深め、医療機関の受付業務における患者への対応の基本やグローバル化に対応した医療受付現場で使用する英語力を育成します。さらに、医療秘書技能検定をはじめとする医療系の資格取得を目指します。
- H.「留学・編入学モデル」では、海外留学に関しては、学生の希望に沿った、英語力と異文化理解力を育成します。また、国内の編入学に関しては、学生の希望に沿った必要な能力を育成し、入試対策を行います。
教育方法
- I.主体的に学ぶ力を高めるために、学内Webシステムを活用し自ら学修計画を立て、実行し、振り返りを行い、教職員と共に計画修正を行うという一連の流れを目標達成まで繰り返します。
- J.英語必修科目とICT関連科目においては、習熟度別クラス編成を取り入れ、学生のレベルに応じた効果的な教育を行います。
- K.調査・分析を通して判断力を養い問題解決力を育成するため、産官学連携課題解決型授業を行います。
- L.主体性・協調性・積極性、コミュニケーション力を育むため、第一線で活躍する様々な業界の外部講師による講義や、インターンシップ・ボランティア・海外短期留学・正課外活動などの幅広い体験型の学びの機会を用意します。
- M.英語科目、ICT科目、ビジネス科目では、講義科目、演習科目ともに、ICT機器を駆使した授業を展開します。コミュニケーション力、プレゼンテーション力を養うため、学生間の相互情報発信の実現、学生自身の計画立案に基づいた制作活動などのPBL、反転授業の実施など多様なアクティブラーニングを行います。
教育評価
- N.学位授与の方針で掲げる能力を2年間の修得単位数と客観的成績評価(GPA)によって評価します。
- O.英語コミュニケーション力とICTスキルに関しては、外部資格試験または学内アセスメントテストでの合格が必要になります。
アドミッションポリシー
国際コミュニケーション学科では、卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成の方針に定める人材を育成するために、次にあげる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めます。また、入学者を適正に選抜するために多様な選抜方法を実施いたします。
- A.高等学校の教育課程を幅広く修得しつつ、国語読解力および、英語読解力・語彙力などの英語総合力を身につけています。
- B.英語、異文化、ICTを主体的に学び、グローバル社会に貢献しようとする姿勢があり、高いコミュニケーション力があります。
- C.高校時代に生徒会活動、クラブ活動、学校行事に積極的に取り組み、またはボランティアなどへの社会活動に参加した経験があります。
- D.英語、異文化、ICTに興味があり、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え説明することができます。
- E.規則正しい生活習慣を備え、入学前教育として求められる課題に最後まで誠実に取り組むことができます。
食物栄養科の3つのポリシー
ディプロマポリシー
食物栄養科では、本学の教育課程を修め、64単位の単位修得と必修等の条件を充たしたうえで、人間栄養学と食物栄養学に関わる専門的知識・技術の修得を通じ、栄養士としての実践的な能力と社会人として必要とされる豊かな教養を身につけ、栄養面から人の健康を支えるための総合的判断力を備えた人物に学位を授与します。そのために、下記の能力・資質を修得・涵養し、それらを総合的に活用できる人材を養成することを教育目標としています。
A.主体性・チームワーク・責任感
栄養評価、献立作成、調理・盛り付け等に積極的に取り組み、チームの一員として責任感と協調性をもって大量調理をやり遂げることができます。
B.コミュニケーション能力
社会人としてふさわしいマナーや心配りで他者と接するとともに、健康者対象の栄養指導や給食管理の現場に必要なコミュニケーションをとることができます。
C.思考力・判断力
食品・栄養・調理・臨床の側面から食生活における問題解決へのアプローチができ、人の健康を支えるために必要な総合的判断ができます。
D.知識・理解
人間栄養学と食物栄養学および調理・給食に関する専門的な知識を身につけ、それぞれの食生活に適した献立を作成することができます。
E.技能・表現
集団給食における調理技術と衛生管理をふまえた給食管理技術を身につけ、食と健康の知識を発信できます。
カリキュラムポリシー
卒業認定・学位授与の方針に掲げる知識・技術などを修得させるために、総合教養科目・専門教育科目およびキャリア教育科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を開講します。科目間の関連や科目の配置を示すためにナンバリングとカラーリングを行い、カリキュラムマップによってカリキュラムの体系をわかりやすく提示します。また、教育内容、教育方法、教育評価について、以下のように定めます。
教育内容
●総合教養科目
- A.基礎系科目では、初年次教育や産学連携授業を通して短期大学で必要となる学修力を実感することで、自発的かつ継続的に学びに取り組む姿勢を養います。また、洗練された女性としての立ち居振る舞い、社会常識、ホスピタリティ・マインドを身につけます。キャリア系科目では社会人として必要となる数的理解力を伸長し、長期的な視点にたったキャリア形成の意識を培います。ビジネス系科目ではビジネスの基本的理解と論理的思考力、チームワーク力などのビジネスの世界で必要となる基礎力を習得します。これらの学びによって、社会や自身への理解を深め、自己への肯定感、仕事への意欲、自律と自立の精神を養い、自らの人生を総合的に考え創造する力を身につけます。
- B.人文・社会・自然系科目では、専門科目につながる基礎知識・関連知識の定着に加え、多様な学修内容と実践を通して、学びを楽しみ豊かに生きる力および自己成長力を養成します。そのために、現代女性をとりまく問題をはじめ、人間、社会、自然に対する理解を深め、社会人として必要となる適切な判断力、広い視野を持って社会の諸課題について協働して問題解決する力、個性を活かした社会貢献を実践する力を育む科目を配置します。
- C.ICT系科目では、パソコンの基本操作やメール・SNSの利活用等情報リテラシーを身につけ、資格取得を目指すとともに、個人情報・セキュリティ・著作権等ネットコンテンツの安全な使用方法を含め、情報活用に関する知識を修得します。語学系科目では、将来の職業に直結した実践的な英語力や第二外国語の習得を通し、グローバル社会で必要な英語コミュニケーション力と異文化理解力を育成します。体育系科目では、基礎体力を養成し、運動習慣を身につけることで、自らの健康管理を継続する力を育成します。さらに、チームでの協働を通して、共感力、協調性、発信力を養います。
●専門教育科目
- D.1年次には、食品学・衛生学・栄養学・調理学の基本的知識を修得し、演習・実習・実験を通して食と健康の分野で活躍するための栄養士に必要となる基礎的な技能を養成します。
- E.2年次には、人体の構造、食と運動の関係、疾患と食事療法、献立作成から栄養指導まで、より実践的な知識を修得し、食を通した健康維持・増進、食生活や食事の管理・指導を行う栄養士に必要となる専門知識・技能を育成します。
- F.給食管理学内実習や学外実習の授業では、これまで学修してきた知識と現場で得た知識・技術の繋がりを理解し、実際の給食現場の運営や栄養士業務を把握することを目指します。また、大量調理技術、コミュニケーション力、積極性・協調性・責任感を身につけるため、実習を配置します。
- G.食業界の仕組み、食情報に対する理解、食文化、食環境、食生活の実態把握、食空間のデザイン等、食に関わる幅広い知識・技術・経験を身につけるため、西洋料理・中華料理・製菓などの応用調理技術の授業、食育に関する授業、フードスペシャリスト資格やフードコーディネーター資格取得のための授業を編成します。
- H.目指す職業分野・進路として「病院・福祉モデル」、「保育・事業所モデル」、「フードビジネス・DXモデル」、「カフェ・レストランモデル」、「ビューティ&ウェルネスモデル」、「編入学モデル」、「総合ビジネスモデル」を用意し、業界・進路先研究を通じたキャリア教育を行います。
教育方法
- I.主体的に学ぶ力を高めるために、学内Webシステムを活用し自ら学修計画を立て、実行し、振り返りを行い、教職員と共に計画修正を行うという一連の流れを目標達成まで繰り返します。
- J.調査・分析を通して判断力を養い問題解決力を育成するため、産官学連携課題解決型授業を行います。
- K.栄養士として、食のスペシャリストとしての実践的な知識及び技能の修得を図るため、第一線で活躍する調理分野および栄養士現場の外部講師による講義や食のトレンドに触れるための外部施設見学等の体験型授業を用意します。
- L.食と健康に関するプレゼンテーション力を身につけるため栄養評価や献立作成を行います。
教育評価
- M.学位授与の方針で掲げる能力を2年間の修得単位数と客観的成績評価(GPA)によって評価します。
- N.栄養士として仕事をする上で必要な実践的技術については、調理・給食系実習科目で実技試験を実施し、評価します。
- O.学修成果の指標として、「栄養士実力認定試験」での6割程度の正解を求めます。
アドミッションポリシー
食物栄養科では、卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成の方針に定める人材を育成するために、次にあげる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めます。また、入学者を適正に選抜するために多様な選抜方法を実施いたします。
- A.食と栄養および健康に強い関心をもち、栄養士免許取得を目標に学修する意欲があります。
- B.化学基礎および生物基礎を共に履修しているか、化学と生物に関する基礎的な知識を有します。また、基礎的な計算力(割合の計算、百分率の計算、単位の換算、濃度の計算など)があります。
- C.高校時代に生徒会活動、クラブ活動、学校行事に積極的に取り組み、またはボランティアなどへの社会活動に参加した経験があります。
- D.コミュニケーション力があり、自身の関心のある事柄について、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え説明することができます。
- E.規則正しい生活習慣を備え、入学前教育として求められる課題に最後まで誠実に取り組むことができます。
沿革・歴史
1902年2月 (明治35年) |
戸板関子により芝公園に戸板裁縫学校を設立 |
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1911年 (明治44年) |
戸板裁縫学校に高等科新設 |
1916年4月 (大正5年) |
戸板裁縫学校に高等師範科新設 三田高等女学校を開設 |
1921年 (大正10年) |
三田高女洋式制服採用 戸板学園校歌制定 |
1923年3月 (大正12年) |
夜間制の三田博和女学校開設 |
4月 | 大森に城南女学校創設 |
1924年4月 (大正13年) |
付属城南幼稚園開設 |
1926年4月 (大正15年) |
大森高等女学校開設 |
1928年3月 (昭和3年) |
清操寮完成 |
1931年12月 (昭和6年) |
学園創立30周年記念式典、 記念校舎落成祝賀会挙行 |
1932年3月 (昭和7年) |
城南女学校を城南高等家政女学校と改称 |
1934年1月 (昭和9年) |
本校舎(旧中高部校舎)落成 |
1937年4月 (昭和12年) |
三田高等女学校から戸板高等女学校と校名を変更大正10年制定の 白い襟のセーラー服から現在のセーラー服に改められる。 |
1945年4月 (昭和20年) |
大森高女、戦災により校舎全焼 |
5月 | 三田本校舎戦災により内部焼失 |
9月 | 学校再開、戸板、大森高女始業式 本校舎の修復再建開始 |
1946年2月 (昭和21年) |
戸板裁縫学校、戸板女子専門学校に昇格 被服科を設置 |
4月 | 英文科を併設 |
1947年4月 (昭和22年) |
新制度により、戸板高等女学校を戸板中学校・戸板女子高等学校に改組 |
1948年3月 (昭和23年) |
大森高等女学校を戸板女子高等学校に併合 戸板女子専門学校に生活科を併設 |
1950年4月 (昭和25年) |
戸板女子短期大学発足 被服科・生活科・英文科・別科(昼間、夜間)を設置 |
1965年3月 (昭和40年) |
短大八王子校舎落成 |
1966年7月 (昭和41年) |
富浦海浜寮開設 |
1973年4月 (昭和48年) |
戸板服装学院を服飾研究所に改称 |
1983年4月 (昭和58年) |
短大被服科・英文科を三田校舎に、生活科を八王子校舎に学科統合 |
1983年11月 (昭和58年) |
伊皿子に清操寮完成 |
1992年10月 (平成4年) |
学園創立90周年記念式典挙行 |
1993年4月 (平成5年) |
中学校・高等学校、世田谷区用賀へ移転 |
1997年 (平成9年) |
八王子校舎に新図書館完成 |
1998年 (平成10年) |
旧中高部校舎跡に短大三田新校舎完成 |
2000年4月 (平成12年) |
生活科を食物栄養科に、英文科を英語科にそれぞれ改称、 ボストンのニューベリーカレッジと姉妹校提携 |
2001年4月 (平成13年) |
被服科を服飾芸術科に改称 |
2002年11月 (平成14年) |
学園創立100周年記念式典挙行 |
4月 (平成14年) |
英語科を国際コミュニケーション学科に改称 |
2003年4月 (平成15年) |
専攻科 食物栄養専攻開設 |
2004年4月 (平成16年) |
食物栄養科・専攻科、三田校舎へ移転 |