ファッションデザインゼミ1年生がESMOD JAPON卒業制作を見学しました。

高橋 佐智子講師

2020年2月、戸板女子短期大学服飾芸術科 キャリアゼミ(ファッションデザイン)1年生が、提携校ESMOD JAPONのOPEN DAY(オープンデー)と卒業コレクションを見学しました。

 

OPEN DAYは、2/1(土)に開催され、卒業作品審査会後に作品の世界観を展示スペースごとに表現し、ショーでは目にすることができない作品の細部までをじっくりと見ることができる、卒業生作品展示会です。デザイナーであり、制作者の学生から直接プレゼンテーションを聞くことができます。

 

2/6(木)は、「ESMOD Graduate Collection 2020 / ESMOD卒業コレクション2020」が開催され、今年のテーマは「 s h o (w) 」

 

戸板女子短期大学服飾芸術科ファッションデザインゼミの卒業生で、ESMOD JAPONに進学した古田麻友さん(2018年卒業)が優秀賞と岡山デニム賞をW受賞しました。

 

 

以下、学生の感想です。

 

2/1 卒業制作展

 

「今回、初めて展示会というものに行き、実際に服を作った学生さん本人にプレゼンしていただく、という貴重な体験となりました。プレゼンでは、自分がどんなテーマについて表現をしたのか、それを表現するためにどこに力を入れたのか、工夫やこだわりについて詳しく説明してもらいました。その説明を聞くことによって、その作品の良さがより伝わってきました。なんといっても説明をしてくださった学生さんの生き生きとした姿が印象に残りました。」

 

「今回エスモードの卒業制作の作品を観て、1つ1つ作品に作った方の思いがたくさん込められていて、最初から最後まですごく圧倒されました。その思いや意味を形として素材やディテールなどの中に取り込むための知識や技術力が最大限に作品の中にも表れていて、とても刺激を受けました。また、色々なアプローチの仕方があることが分かってとても勉強になりました。
2年生のファッションデザインゼミでは、より細かく突き詰めたアプローチを意識しながら服作りをしていきたいと思いました。」

2/6 卒業コレクション

 

「展示会の作品を実際にモデルの方が着用し、音楽や照明と合わさることによって見え方が大きく異なりました。歩く度になびく布や、金属がぶつかり合い鳴る音など、様々な感覚を刺激されました。また、なにか仕掛けのある作品などはランウェイの上で実際に見せてくれたのが印象的でした。そして、最後にモデルさんとデザイナーである学生さんが並んで歩いている場面で、みなさん達成感に満ちた顔をしているように見え、胸が熱くなりました。」

 

「はじめてのファッションショーにとても感動しました。照明と音楽も洋服によって変わったり細かいところまでこだわりがありました。沢山の素材を使っていて思いつかないような組み合わせがあり見ていてとても楽しく勉強になりました。モデルの人も堂々としていてとてもかっこよかったです。貴重な時間になりました。ありがとうございます!」

 

「今日の卒業コレクションを見て、ここまで本格的なファッションショーを見るのも初めてだったのですが、展示会で見るとのは違って、モデルの方のウォーキングによって、よりその服に動きが出てまた違った風合いを感じることができたり、音響や照明などもそれぞれの服のコンセプトによって変わっていてとても見応えがありました。今回、展示会から卒業コレクションまで実際に見ることができて本当に良かったです。」

 

 

本件に関するお問い合わせ先

戸板女子短期大学 入試・広報部 澁谷まで
TEL 03-3451-8383

高橋 佐智子講師

服飾芸術科

人体形態に適合する被服設計を科学的に考え、確かな技術に基づく被服製作について研究しています。美しく、着心地の良い被服について共に学びましょう。 主な担当科目 :服飾造形1 / 服飾造形2 / 服飾造形3 / 服飾造形4 / パターンメーキング・CAD / ファッション素材論 / 伝統衣服演習 / ファッションデザインゼミ