戸板女子短期大学 学生ボランティア団体「TOITAアンバサダー」は、港区立エコプラザで開催されている各種イベントに参加しました。
港区立エコプラザは、東京都港区の環境学習施設です。
区民の皆さんが気軽に集まり、環境について理解を深める場であり、子どもも大人も環境について学べる色々なイベントが開催されています。TOITAアンバサダーの学生は 定期的にボランティアとして参加しお手伝いをしています。
今回、その中のいくつかをご紹介いたします。
緑の相談室 ~秋の植物の手入れ~
【2021年10月17日(日)実施】
植物に関する相談ができる定期イベントで、TOITAアンバサダーの学生は参加者の受付を担当しました。
切り花を長持ちさせる方法や寒い時期の植物の手入れについてなどの質問や相談があり、季節に合わせた適切な管理を知ることで、環境と植物の関係について学ぶ機会となりました。
希望者には植物の苗も配布しました!
以下、学生の感想です。
「会場の設営や案内を通して沢山の植物を拝見し、また植物に関する貴重なお話をお伺いすることができました。TOITAアンバサダーとして、初めてボランティアに参加させていただいたのですが、次の機会もまたぜひ参加させて頂きたいと思いました。」
(国際コミュニケーション学科1年)
「セッティングをする際には、最初に行った打ち合わせでお話ししていたことを正確に行うことができました。また、分からないことなどが出たときには担当さんなどに教えて頂き適切な行動ができたかなと思いました。鑑賞に参加した時には、「農業は側から見るとスローライフのようだが、実際に行うと大変なことだ」とおっしゃっていて現在の農業の実態について学ぶことができました。」
(食物栄養科1年)
「エコプラザでは自然に関連する物がたくさんあり、コーヒーの木があったり、とても大きい金魚がいたりと見ていて楽しかったです。植物の設置や緑の相談室の準備では、先生に植物のいろいろな事を教えていただきました。観葉植物の中には人工的に脱色している葉があったり、ナギという木は神様の木で、よく神社などに生えていると知りました。トークショーでは、農家の方のお話が興味深かったです。農業はスローライフのように見えて実は激しく、一分一秒を争う仕事なんだと学びました。」
(食物栄養科1年)
持続可能なファッションを考える展&ギャラリートーク
【2021年11月7日(日)実施】
近年ファッション業界において重要となっている「持続可能な製品作り」について、オーガニックコットンなど環境に配慮した素材や、インドで古くから受け継がれてきた伝統的な布を使った服・雑貨を手掛けるデザイナーの取組や展示とサステナビリティの在り方についてのギャラリートークで受付を担当しました。
以下、参加学生の感想です。
「受付では、来場された方お一人、お一人に丁寧な受け答えをすることができました。講座では持続可能なファッションとして、オレンジの皮から作られたお洋服やオーガニックコットンが使用されていて、とても環境に優しいなと思いました。また「私たちがファッションを楽しむ裏側に悲しい背景がないことを叶えるために、素材選びも重要です。」という言葉が印象に残りました。」
(国際コミュニケーション学科1年)
持続可能なファッションを考えるvol.2 ~大量廃棄を減らすには?~
【2021年11月20日(土)実施】
世界や日本のファッション業界における製品作りの変化について、またリユース業界の現状を学ぶ講座で、参加者の受付ボランティアとして参加しました。
講師の方は年齢も近く、大変興味深いお話を伺うことができました。服が大量廃棄されている現状と、それに対して私たちができることを考える良い機会になりました。
以下、参加学生の感想です。
「世界中で約3000億着もの衣類が、廃棄されていることに驚きました。一つの衣類を長く大切に使っていきたいと思いました。また衣類をほかの国に寄付しても、地場産業を壊すことにつながるのは新たな問題を作り出していると思いました。」
(国際コミュニケーション学科1年)
「受付はスムーズにすることができました。講座では服の廃棄の量の多さに圧倒され、服を大切にしなきゃいけないと改めて感じることができました。環境に配慮したブランドもあることを知り、興味も持てました。話し手の方の説明もとてもわかりやすく、見習いたいと思いました。」
(国際コミュニケーション学科1年)
「服の廃棄率について、普段は聞けない貴重な時間でした。世界で約3000億着も廃棄されていることに驚きました。廃棄されてしまう理由は流行り遅れ、洋服そのものが分解されにくい点が大きいことがわかりました。チャリティーに寄付されても転売ヤーが横取りをし、地場産業に悪影響が及ぼしてしまうことなど、色々初めて知ることが出来ました。廃棄をなるべく無くす取り組みはまず「着させていただきます」という考えで大切にすること、買う時にちゃんと長く使えるかなど服を決める時時間をかけて決めることも大切で私もこれから少しでも長く持つように着ていきたいと思いました。」
(食物栄養科1年)
ビオトープ研究室(第5回) ~水の生物について~
【2021年11月28日(日)実施】
ビオトープには、都会の生き物や自然環境など、子どもが学べる教材がたくさんあります。ビオトープをフィールドに、各自が興味を持ったことを環境学習のテーマとして探求する初夏~冬まで全6回の連続講座で、講座の準備・受付・講義の補佐・片付けにボランティアとして参加しました。
西側のビオトープの観察をし、池の周りの植物が前回観察した時と変わっていることを確認しました。東側のビオトープでは、溜池にいるヤゴを採取し顕微鏡で観しました。
顕微鏡の使い方を学び、拡大されたヤゴの身体の特徴から種類を判別する方法や、増えすぎた蔓性植物などの除去してよいものとそのままにしておく植物を教わりながら作業しました。
観察が終わるとヤゴを溜池に戻し、ビオトープの掃除をしました。
以下、参加学生の感想です。
「コロナウイルス感染予防のための徹底した消毒などが行われていました。また講座は参加した子供たちも一緒に来た親御さんも楽しくやっていて色々な虫のことについて知れたりビオトープを綺麗に保つために掃除などをして貴重な体験が出来たと思います。講座のスタッフの方々はとても優しく丁寧に教えてくださり楽しくボランティアをすることが出来ました。」
(食物栄養科1年)
リユース♡♡ブリッジ ~子ども服の交換会~
【2022年1月15日(土)実施】
未就学児から小学生までの子ども服の交換会で、まだきれいなのに着ることができなくなった服を持ち寄り、交換します。参加者の受付業務、アンケートの回収等を担当しました。
今回の交換会では、リユース・リサイクル活動を体験することができ、貴重な学びの場となりました。
以下、参加学生の感想です。
「子供服の交換会ということで、リサイクルの大切さを改めて感じることが出来ました。」
(服飾芸術科1年)
今後もTOITAアンバサダーは様々なボランティアに参加いたします。
次回の活動もホームページに掲載いたしますので、お楽しみに!
この件に関する問い合わせ先
戸板女子短期大学
学生部
TEL 03-3452-0696