
去る10月28日、文部科学省が実施する「行政実務研修」の一環として、同省で勤務されている研修生(国立大学法人等の職員)の皆様、73名が戸板女子短期大学に来校されました。本研修は、文部科学省での行政実務に加え、特色ある教育機関を実地に訪問・見学することで、高等教育に対する幅広い視野を醸成することを目的としています。このたび、昨年度に引き続き「特色ある短期大学」の実地視察先として本学が選定され、教育現場の視察や意見交換が行われました。

■ 大学運営の現場を知る皆様との、活発な意見交換
今回来校された研修生の多くは、普段は全国各地の国立大学法人等で教務・学生支援等の業務に従事されており、現在は文部科学省にて行政実務の研鑽を積まれています。 すでに大学運営の現場を熟知されている皆様だからこそ、2年間で社会人基礎力を高める本学独自の「キャリア教育」や、企業と連携した「産学連携プロジェクト」の取り組みに対して、実務的な視点からの鋭い質疑応答が行われました。
当日は、施設見学に加え、学生(チームといたん)との交流やグループディスカッションも実施され、学生の生の声を通じて本学の教育現場を肌で感じていただきました。

■ 参加者の92.2%から「満足」の高評価。学生を育てる「熱量」に共感
視察終了後、文部科学省のご了承のもと実施したアンケートでは、回答者の92.2%から「大変満足」「満足」という高い評価をいただきました。
4年制大学等の現場に身を置くプロフェッショナルの視点から、以下のような温かいご感想を頂戴しています。
- 「教職員が一体となって、学生たちに自信をつけさせて社会に送り出す姿勢に感銘を受けた」
- 「キャンパス内で活動する学生たちの、生き生きとした様子がとても印象的だった」
今回の視察が、日本の高等教育を担う皆様の視野を広げる一助となったのであれば幸いです。 戸板女子短期大学は、今後も社会から評価される人材育成を目指し、教育の質の向上に邁進してまいります。
本学に関するお問い合わせは
戸板女子短期大学 広報部まで
TEL 03-3451-8383



