ゴマ

食物栄養かわらばん

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入試・広報部

2005年度10月号 「ゴマ」

皆さんの普段の食生活では『ゴマ』はお馴染みの食品といえるでしょう。例えば、お弁当やお赤飯のごま塩,おはぎや大学芋,胡麻和え,ゴマ豆腐,ゴ マせんべい,ごま油,ごま団子,最近ではゴマプディングやゴマのブラマンジェ,ゴマのアイスクリームなど、和洋中の料理やスイーツ,加工食品にも多く使わ れています。ゴマの加工の仕方も洗いゴマ,いりゴマ,すりゴマ,きりごま,練りゴマと様々です。ゴマは日本の代表的な食品の一つと思われがちですが、日本で消費されるゴマの多くが東南アジア、アフリカ等から輸入されているのです。

 

日本食品事典によると、『ゴマ』は学名:Sesamum indicum L. 英名:Sesame seeds ゴマ科ハナシノブ目の一年草の種実で、原産地は熱帯アフリカです。ギリシャ、ローマ、インドでは古くから栽培されており、わが国へはインドからインドシナ、中国をへて渡来したといわれています。ゴマは白・黒・黄・茶などの色がありますが、日本では白ゴマ、黒ゴマが多く消費され、特に東日本は黒ゴマ、西日本は白ゴマが多く消費される傾向があるようです。これも麺つゆと同様に見た目の色の濃さが関係しているのでしょうか?しかし、ゴマの成分には大差がなく、脂質・タンパク質ともに豊富です。ゴマや胡麻油には不飽和脂肪酸であるリノール酸、オレイン酸が豊富に含まれています。カルシウム,鉄,ビタミ ンB1,B2も多く含まれます。栄養価の高いゴマですが、一度に大量に摂取するような食品ではないので、色々な料理に上手に取り入れて少しずつでも毎日摂取するように心がけたいものです。

 

余談ですが、最近韓国料理店で出る「エゴマ」はシソ科の植物でゴマの仲間ではありません。名前は似ていますが葉の大きさ、形はまったく違います。

 

* 栄養成分(100gあたり)

食品 熱量
(kcal)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
カルシウム
(mg)

(mg)
VB1
(mg)
VB2
(mg)
ゴマ
(いり)
599 20.3 54.2 18.5 1200 9.9 0.49 0.23

 

 

ゴマだれを作っておくと便利です!

料: 練りゴマ ・・・ 約100グラム
いりゴマ ・・・ 大さじ2
しょうゆ ・・・ 大さじ5
みりん ・・・ 大さじ3
砂糖 ・・・ 大さじ2
酒 ・・・ 大さじ1
おろししょうが (または 絞り汁) ・・・ 大さじ1

 

 

* 調味料と練りゴマ、いりゴマをあわせてよく混ぜれば出来上がり!
ねぎ,みそ,甜麺醤,豆板醤,酢,マヨネーズなどお好みの味を加えて我が家の味を作ってみましょう。

* 野菜スティック,胡麻和え,豚肉・鶏肉の付け焼き,冷奴のたれ,その他ご自分のアイディアを生かして試してみてはいかがでしょうか?

 

 

【 応用栄養学研究室 増野弥生(管理栄養士)(健康咀嚼指導士) 】

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