創和プロジェクトでドレススタイリストのインターンシップを体験してきました。

学生ライター於保さん

 

服飾芸術科の於保 祐香です。
創和プロジェクト株式会社様のグランマニエ銀座店にて、8/15(月)〜9/12(月)の期間で8日間、
インターンシップに参加しました。
インターンシップに申し込んだきっかけは三つあります。
 
まず一つ目に、ドレスに関する幅広い知識を身につけていきたいと思ったからです。
私は将来ウエディング業界への就職を目指しており、その業界に就いて活躍するためには幅広い知識が必要だと考えています。ですので、今回インターンシップでは、教室で学ぶことのできない実店舗での勤務経験ができると知り参加を決意し、出来るだけ多くの知識を吸収したいと思い挑戦させていただきました。
 
二つ目に、自分の就職選択の視野を広げるためです。インターンシップに参加する前は誰もが一度は憧れるウエディングプランナーになりたいと考えていた私ですが、インターンシップを通じてウエディングプランナー以外の職種に関わり体験させていただくことで、選択肢を増やしたいと思ったからです。
 
三つ目に、自分のさらなる成長のために「やり遂げた」という経験をしたかったからです。
コロナ禍の影響を受け、行動を自粛され思うように活動できなかった私たちは、高校時代に“何かを精一杯やり遂げた”という経験がほとんどありません。だからこそ、今回のインターンシップに挑戦をしました。
 
 


銀座店での実習は、毎日沢山の綺麗すぎるドレスに囲まれ本当に幸せでした。
ですが華やかである分、その裏は体力のいる業務であったり地道な作業があることを、身をもって知ることが出来ました。そして創和プロジェクトならではのお客様との向き合い方があることを、教わりました。
改めて“仕事をさせていただいている”という感謝の気持ちを常に持ち、8日間の実習に参加させていただきました。
私が実際に経験させていただたいた業務内容は「衣装部バックヤード」というものです。
具体的な内容として、ドレスをお運びする作業やドレスの品質管理をはじめ、ドレスのお直しの糸を外す作業・脇パッドをドレスに縫い付ける作業・パンツの裾縫いなどバックヤードでの裁縫作業です。
 
 

私は裁縫が大の苦手だったのですが、日々のインターンを重ねていくうちに少しづつ上達した実感があったので成長を感じられて嬉しかったです。
業務をさせていただく中で、新婦様が試着されるドレスを扱う貴重な経験をさせていただく機会がありました。
「絶対に失敗してはいけない」という責任感と緊張感を感じながら作業をやり遂げることができ、達成感がありました。日々の業務を通して嬉しかったことは、自分の担当したドレスが綺麗になって返ってきたことです…!!
自分の頑張った作業がインターンシップを受け入れてくださっているお店やスタッフの方々のお役に少しでも立てていると実感できた瞬間で、何よりもやりがいを感じられました。
 
 
私は今回のインターンシップを通して学んだこと・気づいたことがたくさんあります。
裏側のお仕事が非常に大変であることを実感しました。
一つ一つの作業はもちろん大変なのですが、それも全ては新郎・新婦様が完璧な状態で着ていただくために必要なことであり、絶対に手を抜いてはならない業務に対する責任感を学びました。
また、衣装部バックヤードで様々な作業を行っていく中で、その場に応じたさまざまな縫い方を学ぶことが出来ました。
ドレスだけではなく男性用のタキシード・モーニングの縫製など滅多に体験できない機会があったので、
非常に勉強になりました。
私は不器用で細かい作業が苦手だと思いこんでいましたが、意外にも好きだという事に気がつきました。
職業の選択肢や視野を広げたいと思い参加したインターンシップでしたが、自分自身を見つめ直すきっかけとなり、新たな自分の良さを発見できました。
 
今回の8日間の貴重なインターンシップの経験から、日々の業務を通して「慎重さ」「責任感」を体感し得ることができました。
この学びを活かし、私が将来の職業として目指すウエディング業界でのお仕事においても、「慎重さ」と「責任感」を持って取り組んでいきたいと思います。
そして何よりも、この「やり遂げた」経験を自信に変えて、これからの短大生活や就職活動にも挑戦し続けていきます!
 

 
 
服飾芸術科1年 於保 祐香
 
 

学生ライター於保さん

服飾芸術科

服飾芸術学科の於保祐香です。 高校生の頃から憧れだった短大で様々な事に挑戦していきます。 その挑戦の過程で自分が学んだ事、感じた事を皆さんに発信していきます!