【食物栄養科】川嶋ゼミが ミート・コンパニオン神奈川事業所の工場へ視察に行きました。

川嶋 比野 教授

戸板女子短期大学 食物栄養科 川嶋ゼミが、昨年より「DANRAN亭 炭火鉄板バル」でメニュー共同開発を行っている、株式会社ミート・コンパニオンの神奈川事業所の工場(相模原)へ視察に行って参りました。

 

神奈川事業所では、幻の豚肉と言われる「TOKYO X」を枝肉から解体し、加工処理する様子を見せていただき、部位の説明や切り分け方、脂肪にもランクがあることなど、丁寧に解説していただきました。

 

和牛の枝肉と加工処理の様子も見せていただきましたが、自分たちより大きい枝肉に、川嶋ゼミの学生達は感動していました。牛の枝肉の花道を通っている学生の写真もあります。

 

 

 

 

その後、TOKYO Xのブランディングを構築するにあたっての戦略や、いのちの大切さについて講義をしていただきました。
とても興味深いお話で、予定を大幅に延長して大変盛り上がりました。質疑応答も活発に行われ、大変有意義なご講義でした。

 

さらに、TOKYO Xのヒレ、ロース、肩ロース、モモ、腕の5種類について、2mm厚と10mm厚で「食べ比べ」も行いながら、それぞれの肉質や味の特徴を解説していただきました。やわらかい部位、歯ごたえを楽しめる部位、味の濃い部位、みずみずしい部位など、違いがとても面白かったです。

 

最後に、ミートコンパニオンの商品開発担当者様とDANRAN亭に提案させていただく新メニューの打ち合わせを学生を含めて行い、今後の試作の方向性を決定いたしました。
それを踏まえて、6/28に新メニューの最初の試作会を行う予定です。

 

 

 

■参加した川嶋ゼミ学生の感想

 

「今日はありがとうございました!一生体験できないようなことや、話をきくことができて良かったです。今回経験したことを踏まえてTOKYO Xの良さが引き立つようなメニューをみんな作っていきたいです」

 

「今日はありがとうございました!朝早かったですが、貴重な体験ができました」

 

「今日はとても貴重な体験ができました。このような機会を作ってくださり、ミートコンパニオン様に感謝します。この体験を無駄にしないようにメニュー開発頑張ります」

 

「とても勉強になった1日でした。学んだことを生かしメニュー開発に全力で取り組んで行きたいと思います」

 

 

 

 

本件に関するお問い合わせ先

戸板女子短期大学 入試・広報部 澁谷まで
TEL 03-3451-8383

川嶋 比野 教授

食物栄養科
学科長

実践女子大学を卒業し、管理栄養士を取得。大学院では、里芋の粘り成分の構造や抗酸化作用について研究し、2001年に修士の学位を取得。食品総合商社で非常勤の管理栄養士として務め、レストラン等へのメニュー提案業務や惣菜商品開発を経験。その経験を活かし、専門学校や短大、4年制大学でフードコーディネート系・調理系の授業を担当する専任講師や非常勤講師となる。 2009年からは、食器の色と絵柄と美味しさの関係の研究を始め、学会へ研究発表を続け、2019年にそれらの研究結果をまとめ、実践女子大学大学院にて博士(食物栄養学)の学位を取得。2012年より戸板女子短期大学で調理・フードコーディネート系の科目担当の専任教員を始め、現在に至る。