沖縄・那覇空港 空飛ぶインターンシップ 初日体験報告!

有田りな講師

戸板女子短期大学 国際コミュニケーション学科は、2023年2月26日(日)~3月1日(水) 3泊4日での戸板女子短期大学独自の特別体験型プログラム”空飛ぶインターンシップ”をJTA日本トランスオーシャン航空との協力で行いました。

このインターンシップは、羽田空港から 沖縄那覇空港までの搭乗、那覇空港の制限エリア内見学、バックオフィス・カウンター・オペレーション見学、座学、研修那覇空港でのモックアップ体験、現役の客室乗務員によるおもてなし講座、客室乗務員の訓練施設にてJTAの「おもてなし(うとぅいむち)」についてレクチャー、機内での心得や接客の基本を紹介し、機内サービス実習で体得、実際に緊急脱出体験で空の「安全」への理解を深める、など盛りだくさんの内容で行う、戸板女子短期大学オリジナルプログラムです。また、研修中に、沖縄本島を観光し、現地の様子を楽しむことも体験します。

このプログラムは、社会人として求められる基礎力を学ぶとともに、実務体験では学内で学んだおもてなしの基本をよりしっかりと身につけることができます。

初日2月26日は、国際コミュニケーション学科1年生 5名の学生が羽田空港に集合し、日本航空(JAL)に搭乗し、沖縄那覇空港を目指しました。

沖縄 那覇空港に到着すると 早速JALスカイエアポート沖縄のオフィスで研修を受けましす。

JALスカイエアポート沖縄の業務には、3つの特徴があります。それぞれの業務内容だけでなく、社員の方の想いも交えて紹介されました。

まず、アナウンス講座では、現役のスタッフのアナウンスを聞くことができました。現役CAの方はお客さまに伝わりやすいように工夫を凝らしています。そのポイントは私たちにはなかなか真似できませんが、普段の会話でも相手に寄り添う声の表情を意識することはできるかもしれないと感じました。

次に、ステーションオペレーション業務についての説明がありました。専門のスタッフの方がモニターの使い方などを丁寧に教えてくれました。また、実際のパイロットとの無線でのやり取りを聞く機会もありました。なかなかない機会なので、最初は緊張しましたが、スタッフの方々の迅速な対応に感銘を受けました。

さらに、バスで移動し制限区域内に入ることができました。そこでは、グランドハンドリング業務を行っているスタッフたちを間近で見ることができました。航空機を誘導するマーシャラーの姿はとても迫力があり、印象的でした。多くのグランドハンドリングのスタッフが一つの飛行機の周りで連携している様子に、連携の大切さを改めて感じました。

最後に、質問に対して旅客サービス業務とグランドハンドリング業務のエピソードを教えていただきました。それぞれの業務から広い視野での体験を聞くことができました。3つの業務の現場を生で近くで感じられたことは、非常に貴重な経験でした。

この業務紹介の中で、JALスカイエアポート社内の温かな雰囲気を感じることができました。スタッフの方はお客さまだけでなく、仲間に対しても感謝の気持ちを忘れずに業務に取り組んでいる姿勢に感銘を受けました。

初日の空飛ぶインターンシップ!を受けての学生の感想

「アナウンスはJALのイメージを作るもの」ということがとても印象に残っています。
声だけで確実に伝えることが求められる中で、自分のしたいようにアナウンスをするのではなく、読む前に
①伝えたいところはどこか確認する
②大切なところは音を立てる
③適切なところで間を取る
この3つを心がけてアナウンスされていることを学びました。
時間が重要な業務の中でゆっくりと丁寧にアナウンスをする事で確実な情報、また、どこで聞いても統一した情報をお伝えする事ができることが印象的です。
制限区域内の見学の前に、紙やペン一つでも落としたら、フライトの遅延などに繋がるとお聞きし、改めて安全が第一のお仕事だと実感しました(国際コミュニケーション学科 エアラインゼミ  金満)

業務内容の説明ではグランドハンドリング業務など普段では聞けないところまでご説明頂き、おもてなしや身だしなみ、アナウンスのポイントでは実践を踏まえた演習は新鮮でとても楽しかったです。制限区域内の見学では時間が合い、マーシャラーの実際の業務を見ることが出来たことや、本当にたくさんの方々が携わって1つの飛行機を飛ばしているのだと実感しました。(国際コミュニケーション学科 エアラインゼミ 坂上)

実際のアナウンスや制限区域内でのバス周遊など、普段体験することのできない内容ばかりでとても中身の濃い時間でした。特にバス周遊では間近で飛行機のすぐそばで働いている姿を見て、改めてグランドハンドリング業務の魅力を知ることができました。また、質疑応答の際には、定時性のために意識していることを伺い、常に先回り先回りで行動しているとおっしゃっていました。オペレーション業務のワークオフィス内を見学させていただいた際には、ホワイトボードに「那覇空港始発便定時性100%達成〇〇日目」と書いてあって社員皆様で意識されているのだなと感じました(国際コミュニケーション学科 エアラインゼミ 浦田)

次回は2日目の 実際の機内でのサービスや脱出訓練、おもてなし講座をお伝えします。

本件に関するお問い合わせ先

戸板女子短期大学 入試・広報部 担当:澁谷
TEL 03-3451-8383

有田りな講師

国際コミュニケーション学科
エアラインモデル

皆さん、夢に向かって準備を始める時期になりましたね。興味がある分野を学び、実務的な知識を身につけていくプロセス、なんだかワクワクしませんか?! 「相談したいときにいつでも近くにいる」そんな戸板の講師の一員として、“なりたい自分になる”お手伝いをいたします!お目にかかれることを楽しみにしています。