【戸板栄養士会】学校給食の取り組み報告

戸板栄養士会

こんにちは。戸板栄養士会です。

本日は戸板栄養士会幹事、生活科30回卒の魚津智恵美さんより、
「学校給食の取り組み」について執筆いただきましたのでご紹介させていただきます!

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ご縁があり戸板栄養士会幹事に携わりました。パネルディスカッションやアレルギーディスカッションなど良い経験をさせていただきました。

私は戸板卒業後、食品の研究所に勤務した後、保育園の非常勤栄養士を10年勤務、その後学校の非常勤栄養士を22年勤務しています。
その間学校給食が公務員から民間に移行しました。保育園の業務も民間になり、学童保育も少なくなり、特養ホームも民間、学校警備、用務も民間になっています。

今年になって2020年度版日本食品成分表を使用し、献立作成が難しくなってきています。学校給食では様々な取り組みを行っています。
毎月食育の日の献立、年間の行事食、学校給食週間の特別給食、その他各校オリジナルの取り組み等。今回は私が取り組んだ内容を紹介します。

戦国武将のゆかりの地域の郷土料理を給食で実施

中学生でもわかる戦国武将のゆかりの地域の郷土料理を給食で実施しました。

戦国武将の絶対権力者といえば織田信長が思い浮かびます。
織田信長は、1534年尾張国土田御前の三男として生まれました。
高飛車で強引な印象の信長ですが、我慢強い努力家でした。

好んだ料理は、肉体疲労と精神力を回復させるものが多いです。焼き鳥の皮や、アワビを好んで食べました。
大根の味噌漬けやネギ味噌など濃い味が好きでした。湯漬けも好みました。
酒が飲めず、金平糖、干し柿、南蛮菓子を食べていました。全体的に塩味の濃い味付けであり、
現代人が食べ続ければ、確実に高血圧になっていたことでしょう。

給食では、2009年名古屋で販売された弁当信長膳と、1582年安土献立を参考に実施しました。


 

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