新入生の皆様へ  小林千春 学長メッセージ

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入試広報部

 

新入生の皆さん

 

ご入学おめでとうございます。

 

本日473名の新入生を本学にお迎えできましたこと教職員一同大変嬉しく光栄に思っております。

また、今日までお嬢様の成長を支えてこられたご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入学式にご来校いただけないのが、非常に心苦しく残念でございます。

 

さて、本学は、この港区の芝公園の地に、119年前の明治35年、戸板関子が創立致しました「戸板裁縫学校」を母体としております。戸板関子は、良妻賢母という考え方が主流であったこの時代に、裁縫という技芸を通じて、いちはやく「女性の自立」のための実学を推進しました。この自立は「精神的な自立」と「経済的自立」の二つを含んでおり、経済的自立のための実学を重んじる学風は119年のときを経て現在に繋がっています。

去る3月13日に卒業式がありまして、今日とほぼ同数の学生が卒業し、社会に羽ばたいてまいりました。卒業生一人が、「戸板の2年間は私に成長の場をたくさん与えてくれ、とても感謝しています。入学当初は、人見知りだったのですが、2年間の学びで、コミュニケーション力に自信がつきました。これからは、戸板で学んだことを胸に、社会で役に立つ人間になるよう頑張りたいです。」と述べるのを聞き、私は大変嬉しく思いました。

 

本学は、授業と授業以外の活動の中で、様々な体験を通しての学びの場を提供しています。しかし緊急事態宣言下、大学に通学できないという事態が発生し、何とか授業以外の学びも継続できないかと模索した結果、オンライン上で教職員が学生の皆さんと繋がり、様々なイベントを続ける努力をして参りました。学生同士も、クラブ活動などに感染対策に留意しながら活動を中止することなく続け、秋の大学祭、「TOITA FES」もオンラインで配信し、在校生、多くの卒業生も視聴してくださり、好評価をいただきました。「コロナ禍でもできることを模索する姿勢」が、学生たちの成長に繋がったと安堵しています。

「自分に自信をつける教育」、「自己肯定力を育む教育」、これは、私が、英語教育を通して目指している教育です。この2年間で、皆さんの中にある可能性を引き出し、開花させ、社会に送り出すこのことが、教育に携わる教員の使命だとらえております。

創立115周年を記念して作成した、Toita’s 7Promises は、校訓、「知好楽」、建学の精神、創立者の想い、教育理念を現代の学生の皆さんにわかりやすい言葉に集約したものです。新入生の皆さんには、来週の「戸板ゼミナール」という授業で詳しくお話しを致します。その中の冒頭に挙げた『Curiosity』は、校訓である「知好楽」からとった言葉です。二年間という限られた大学での学びの中で、あなた方の好奇心の扉を開き、貪欲に知識を吸収してください。人生において知識はありすぎて困ることはありません。

 

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束する兆しはありません。私たち全員に、ワクチンが行き渡り安全が確保されるまで、大学としては学生の皆さんの安全を最優先に考えつつ、充実した大学の学びを提供して参ります。しばらくはオンラインと通常の対面とのハイブリッド型で授業が行われ、皆さんは、隔週通学することになります。オンラインでも、また対面でも、しっかりと学び、充分に知識を吸収していってください。

 

短期大学の2年間は、ともすればあっというまに過ぎてしまいます。この2年間、しっかりと学び、数多くの様々な経験を積み重ね、大きく成長し、卒業時には、自分に自信がついたと確信して社会に羽ばたいて行っていただきたいと願っています。私たち教職員は、皆さんに寄り添いしっかりとサポートして参ります。

 

最後になりましたが、本日、新しい学びの世界に踏み込む皆さんの2年間が有意義で、実りあるものになりますよう願い、キング牧師の言葉を贈ります。

 

Take the first step in faith.

You don’t have to see the whole staircase,

just take the first step.

うたがわず、最初の一段を昇りなさい。

すべての階段は見えないでしょうが、

とにかく最初の一段を昇りなさい。

 ― Martin Luther King, ―

 

令和3年4月1日
戸板女子短期大学
学長 小林 千春

 

 

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