初めまして！食物栄養科の村田凛星です。

私は産学連携で水曜日のアリスとクリスマス商品の開発を行いました。今回は商品化が実現するまでの過程を記事にしたので、是非最後までご覧下さい。

水曜日のアリスとは

まず初めに水曜日のアリスについてご紹介致します。

水曜日のアリスは、『不思議の国のアリス』の世界観をモチーフにした、かわいくてちょっぴり不思議なお菓子とアクセサリーと雑貨のお店です。

「白いうさぎを追いかけて小さな扉を開けるとそこは奇妙でかわいい不思議の国。
チェシャ猫型のクッキーに、トランプ兵のアクセサリー、ティーパーティのトートバッグなどアリスモチーフのグッズが勢揃い。
そして店内に散りばめられた不思議な仕掛けの数々！！
物語の世界に入り込み、アリスの気分でお買い物してみませんか？」

上記のコンセプト説明文の通り、「不思議の国のアリス」をモチーフにした可愛いお菓子、アクセサリー、雑貨が沢山販売されているお店です。
また、店内にテーマパークのような仕掛けが施されているところも水曜日のアリスの魅力の一つです！

ここから水曜日のアリスに関わるストーリーが始まります。

入学してすぐに産学連携が始動しました

私が参加した産学連携は4月から活動を始め、水曜日のアリス様の他にスーパーうおかつ、東京純豆腐とも商品開発を行いました。

産学連携メンバーをチーム分けし、私を含む食物栄養科3人、服飾芸術科1人で水曜日のアリスとの商品開発が始まりました。

5月の中旬にZoomを利用してミーティングを行いました。入学して間もなく企業の方と話をする機会が訪れ、緊張と不安で押し潰されそうでした。しかし、水曜日のアリスの方々はとても親切且つユーモア溢れる話を沢山して下さり、自然と緊張がほぐれていき、無事に初めてのミーティングを終えることが出来ました。

数々の課題を乗り越えて

ミーティングを経て、クリスマスに販売するクッキー、ポップコーン、それらの容器の開発をすることが決まりました。
また、同時に沢山の課題が出されました。皆で頭を悩ませましたが、社長が仰っていた「99％の案が却下されると思って作って欲しい」という言葉を思い出し、とにかく閃いたアイディアを全て紙に書き出すことを意識して取り組みました。

また、今回の産学連携は水曜日のアリスチームに限り、赤羽北桜高校の3年生の方達にも協力して開発を進めました。

5月下旬には初回ミーティングの内容に沿った資料を作り、高校に訪問してプレゼンを行いました。
6月以降からはミーティングを行っては改善を繰り返しました。先程記載したように、ほとんどの案が不採用でした。落ち込んでる暇もなく新しいアイディアを生み出すことに専念しましたが、急遽「既製品を生かしたパッケージ作成・デザイン」に変更することになりました。

水曜日のアリスの商品は価格がお手頃なところが特徴の1つです。

あまり凝ったデザインにしてしまうと予定の販売価格を上回る可能性が高まるので、新たな商品を1から作るよりも難しく、私たちは沢山悩みました。同時に仕事は完璧に上手く進まない、ハプニングにも柔軟に対応する力が必要だということを実感しました。

水曜日のアリス様から既製品に使用している容器などの材料を送って頂き、アイディアを元にパッケージの試作を行いました。

9月には東京ビッグサイトで行われたギフトショーに招待して頂き、ギフトショーの案内のほか商品紹介、対面でのミーティングを行うなど沢山お世話になり、貴重な経験となりました。
そして9月下旬に大まかなデザインが決まり、つい先日商品化が実現しました。

クリスマスマグカップ商品化・販売決定!

12月にクリスマスマグカップの開発、そして販売することが実現しました。

商品化するまで長い道のりでしたが、関わるすべての方々に長期間携わって感謝の気持ちと「産学連携に参加して良かった」と心から思いました。

青色を基調としたクリスマスマグカップのポイントは、アリスたちキャラクターの服や小物がクリスマスらしい赤と緑色で描かれているところです。
寒いこの時期にアリスのマグカップで温かいお茶を飲んで、アリスのお茶会気分をお楽しみ下さい。

販売店舗は水曜日のアリス名古屋/水曜日のアリス東京/水曜日のアリス福岡/水曜日のアリス近鉄パッセPOP UP SHOPの4店舗で期間限定・数量限定で販売されます。

今回はクリスマスマグカップを制作しましたが、まだまだ水曜日のアリス様との商品開発は終わっていません。

今後もアリスの世界観を沢山詰め込んだ可愛い商品開発に励みます。是非楽しみに待っていて下さい。

水曜日のアリスの皆様、ありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

食物栄養科　村田凛星